やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

登ったり、虚勢を張ったり、戻したり

6時45分起床。雨。朝食はトースト、ウインナー、サラダ、ほうれん草ポタージュ(インスタント)、ミルクコーヒー。校正の入力と納品を済ませてから、一昨日行ったショッピングセンターへ車で出掛ける。
ショッピングセンター内のホームセンターで、今更玄関の表札を注文する。この家に引っ越して3年目だが、外構の工事を後回しにしたために表札を選ぶのも後回しになり、そして外構工事を頼んだ時に表札のことを忘れていたのだ。で、郵便受けに名前が書いてあるおかげで特に不都合が無かったので、何となくタイミングを逃したままになっていた。一昨日、玄関前を整備しようとしていて「花なんかより表札だろう」と気付き、ホームセンターでカタログを貰っておいたのだ。
牛人間と相談して決めた安いタイル製の表札を注文したあと、一昨日遊んだ子供広場で子供を遊ばせる。ここは靴を脱いで遊ぶことになっているのだが、遊び終わってそろそろ帰ろうと、長女に靴下と靴を履かせるために1分間ほど次女に背中を向けていて、次は次女に履かせようと振り返ると、次女が消えていた。付近を見て回ったが、どこにも次女の姿が無い。サービスカウンターに行くべきかと焦り始めた時、上の階からエスカレーターで、おじさんに抱っこされた次女が降りてきた。次女は裸足でエスカレータに乗って、上の階に登っていたのである。
裸足でウロウロしている次女を見つけた親切なおじさんは、下の子供広場から来たのだろうとわざわざ連れて来てくれたのだ。お礼とお詫びを言って次女を受け取る。上の階は駐車場になっていて、「もしも外に出ていたら…」とか「もしもエスカレーターの隙間に指を挟んでいたら…」と改めて恐ろしくなる。まさか一人でエスカレーターに乗れるとは思わなかった。次女からは今後、絶対目を離さないようにしなければ。
一昨日と同じファーストフード店でハンバーガーを食べて帰宅。次女は車で寝てしまったので、そのまま起こさないようにコタツに運ぶ。そのあとすぐに長女も昼寝したので、二人が寝ている間に息子を迎えに行くことが出来た。雨の日のお迎えは大変なのでタイミングが良かった。
14時過ぎに下の子達が起きたのでおやつに焼き芋を食べさせる。長女はおやつのあと、「○○(←長女の名前)ちゃん、お姉ちゃんだからうんちしてないよ。オムツにうんちするのは赤ちゃんだもん」と自分のところに言いに来て、そして明らかにうんこをもらしている。もう、どう返事をして良いのか分からない。
「次はトイレでしようね」と励ましながらオムツを替えたあと、シナリオ書くためのネタ出しをする。ちょっとアイデアが必要で、昔使っていたカードタイプのネタ帳を読み返す。

こんなの。名刺サイズのカード1枚に1個ずつアイデアを書いて、「変態」・「不謹慎」・「仙人」などといったカテゴリー(←どんな話を書いてたんでしょうね)別に分類している。『アイデアのつくり方』

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

という本を読んで、以前はこういうやり方をしていた。この方法、ギャグやショートストーリーを書いてた時は有効だったのだが、“ある程度の長さの、漫画らしい話”を考えるのには向かなくて、イノセントブローカーの前くらいからは別の方法に変えている。なので今はアイデアが単体で欲しい時に使う程度だ。
で、結局ネタ帳と関係ないところからアイデアが出て、それのための調べ物をしてから夕食。今日は残り物ばかりで、子供達はカレーライス、自分は中華丼。それとサラダとらっきょうの漬物。風呂に入って子供寝せて、調べ物の続きをしていると野良ヤギから電話。昨日姪っ子に少し早めの誕生日プレゼントを送ったので、そのお礼だった。仕事の進行と、次女がエスカレーターを登った事件のことなど話す。
その後、シナリオを書き出すが、10行くらい書いたところで寝室から息子の泣き声が聞こえてきた。行ってみると、息子はベッドの上に大量のゲロを吐いていた。息子はカレーが大好物で、いつも尋常じゃない量を食べるので、食べ過ぎで吐いたのかもしれない。それか、今の季節だと胃腸に来る風邪かもしれない。「お腹が痛い」と言うので、念のため長女の紙パンツに穿き替えさせて、パジャマも着替えさせる。ゲロの始末してベッドパッドとシーツを取り替えて、息子の頭の下にまた吐いてもいいようにバスタオルを敷いてから寝かし付ける。
パジャマやシーツを洗濯しつつシナリオの続きを書くが、ゲロの始末で疲れたのと、息子が再び少量のゲロを吐いてその始末をしていたのとではかどらず、結局今日は全体の2割くらいしか書けなかった。1時40分、牛人間が帰ってきたので息子の様子を報告して2時就寝。