やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

『女囚霊』第7話から最終話まで配信です


前回の配信で「何でここで!?」と憤慨するようなところで終わっていた『女囚霊』だが、あの続きから最終話までが本日、『コミック小学館ブックス/モバMAN』で配信されている。
第6話までを読んでイライラしながら続きを待っていた方は、どうぞ上の画像のQRコードを読み込んだり、携帯の方はこちら→http://csb.shogakukan.co.jp/mm/に飛ぶなどして『女囚霊』第7話〜第11話(最終話)までをお読みください。最終話が「『女囚霊シーズン2』につづく!」で終わっているというようなことはないので安心して読んで頂けます。
まだ前半を読んでいない方のために説明すると、『女囚霊』というのは、東北のとある女子刑務所を舞台として逃げ場の無い閉鎖された空間で正体不明の“女囚霊”に次々と襲われていく受刑者達を描いたホラー漫画である。主人公である元・政治家秘書の受刑者が、その“女囚霊”の謎を解き受刑者達を死に追いやる“女囚霊”に立ち向かうというサスペンス要素もある全11話の中編作品で、最初の1話目は無料なので最終話までたった200円程度で読めてしまい大変お得だ。
ホラー漫画が好きな方、特に80年代くらいに『ハロウィン』とか『ホラーM』とか『ほんとにあった怖い話』を好んで読んでいた方にはたまらないテイストの作品なので、ぜひ読んであの頃のように怖がって貰えたらと思います。
自分はたった今、最終話まで読み終えたところだが、感想として「こんな嫌な作品を描けて良かったなあ」ということと、「これを印刷された状態で読めたらなあ」ということを強く思った。この作品を多くの人に読んで支持して貰えたら単行本化されるということもあるかもしれないので、今後も地味に宣伝活動(↓こういう素人臭いレビューとか、ブログを真面目に更新するとか)を頑張っていこうと思う。