やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

こんなコンペの落ち方って

目覚まし止めて二度寝したため少し寝坊。5時半起床。晴れ。6時半まで小説のプロットの整理をする。上の子達を送ったあと、久し振りに障害者施設の中にある子供広場へ。保育士さんに最近の子供達の様子など聞いて貰い、次女を同じ年頃の子達と遊ばせる。
12時に施設を出て、スーパーで買い物して12時半帰宅。昼食はかき揚げそば。上の子達を迎えに行ったあと、午後はずっと小説のプロットをやる。これまでざっくりしたプロットしか作ってなかったが、今日は重要なアイデアがいくつか出て、大分内容が固まってきた。
内容が固まってないのにもう80枚以上書いてしまっているというのも凄い話だが、『女囚霊』は連載な上に野良ヤギの絵が入っているのに同じような状況でシナリオを書いていて、話数が半分くらい過ぎたところでようやくラストまでプロットを組んだのだ。恐ろしい。
夕食はすき焼きの牛肉の残りでハヤシライスを作る。それと大根・ワカメ・キュウリを梅ドレッシングで和えたサラダ。今日は牛人間が21時帰宅で遅かったので一人で子供を風呂に入れたあと、その後連絡が無かった担当さんに電話する。
台割が決まるのが今週だと聞いていたので、「いつまでにネームを直せば良いのか」を確認するため連絡を入れたのだが、その結果、既に火曜日の会議の時点で台割が決定しており、自分達の新作のネームは「セリフの読みにくいのが直っていない」という理由でコンペに落ちたことを知らされた。FAXしたあとにきちんと電話を入れていれば、先週のうちに担当さんと打ち合わせして、きちんと形を整えた状態で会議に出せたものを。
読みやすいネームを書く実力の無さも原因だが、「FAXしたあとに届いたかどうか確認する」とか「連絡が来ない時はこちらから電話をする」という基本的なことを怠ったのがコンペに落ちた一番の原因だというのが情けない。何て使えない人間だろう。もうすぐ33歳なのに。
自分達が掲載を目指しているのは増刊誌なので、次のコンペは2カ月後になる。担当さんから「ストーリーは基本的にOK」と聞いた時点で、約1年半振り(←今計算した。そんなに載ってないのか)に紙媒体に載れるのではないかという期待が膨らんでいただけに激しく落ち込んだ。
暗い気持ちで子供達を寝かし付けたあと、帰って来た牛人間に世にも馬鹿な理由でコンペに落ちたことを報告し、Twitterで弱音を呟いてから寝る。22時45分就寝。