やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

直します。すみません。

4時半起床。晴れ。O編集部(と呼ぶことにした。今2つの雑誌に営業掛けているので便宜上)のコンペに出すネーム、土曜日の打ち合わせで指摘された部分を直していく。部分的な直しではなく後半丸々書き直すレベルなので、結構手間が掛かる。上の子達を送ってから1時間くらい作業を続けてようやく完成。野良ヤギに送る。
そのあと電話で打ち合わせして土曜に担当さんに言われた内容や今後のスケジュールを話し合い、11時、家を出てスーパーで買い物。今日は午前保育なので子供達を迎えに行き、帰って昼食にご飯とシチュー食べる。その後は小説を書く。
15時、おやつに冷凍の鯛焼きを温めて食べ、土曜日の打ち合わせのあとに買った『ハチワンダイバー』と『LIAR GAME』読んで休憩。そのあとはずっと小説を書いていた。
夕方、野良ヤギから電話。先日S編集部の担当さんに渡した新作のホラーのネームの返事が来たとのこと。意見されたこととしては、一番大きいところで「登場人物に深みが無くて感情移入しづらい」というもので、あとは「もっとリアリティーを出す工夫が欲しい」、「作品のテーマを明確にして“怖いだけ”の話でなく面白い話にして欲しい」というものだった。
ということで、こちらもかなり大直しになりそうである。青年誌でストーリーホラーをやる場合、怖さだけでなく“読ませる”、“考えさせる”要素が無いといけないようだ。短い読み切りでそれをやるのはなかなか難しいとは思うが、加藤山羊は原作と作画のユニットなのだから、ここは原作者として頑張りどころである。ホラーは野良ヤギの怖い絵に頼っている部分が多いので、その辺はサボらずきちんと自分の仕事をしよう。
夕食は今日もしゃぶしゃぶ。牛人間は午前2時の帰宅だったので先に子供を風呂に入れて寝かしつける。寝る前に子供達が幼稚園で借りて来た絵本を読んでやったのだが、それが「お腹の空いたねずみが色んな物を食べて、寝て、起きたらまたお腹が空いていた」というだけの話で、これから複雑なシナリオの直しをしなくてはならない自分は思わず素で「この話、面白いか?」と子供に尋ねてしまった。息子は「面白いよ!」と言っていた。
今日はホラーのシナリオの直し方を考えながら子供と一緒に寝る。21時就寝。