やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

確実にお金が貰える仕事

6時起床。晴れ。暑い。上の子達を幼稚園に送るついでに郵便局へ。原稿の終わった野良ヤギ宛てに、お疲れさまということで手元にある読み終わった小説など慰労の品を送りつける。帰宅して仕事の段取りをチェックして、10時から依頼されたWEB媒体の校閲を始める。
今回はちょっと仕事の方法が変わっていて、今までなら原稿1件につき○円という形で支払いをされていたのが、日給制で支払われることになっている。時間帯でチェックする件数のノルマがある上に1日の拘束時間が8時間と結構キツイが、多分今までの仕事よりお金の面では割りのいい仕事だ。
10時から12時まで働き、1時間で昼食(昨日のチャーハンの残り。今日のために多めに作っておいた)と上の子達のお迎えを済ませて13時からまた働く。午後になって「午前中の発注分がまだ終わっていない」とメールが来て、確かに終わらせたつもりだったので会社に電話して確認したら発注メールの内容を自分が読み違えており、実際より狭い範囲の原稿しかチェックしていなかった。見逃したのは2件程度なので大事にはならなかったが、初日からそんなミスをやらかすとは。
16時まで仕事して1時間休憩。その間に夕食の支度をする。17時からまた校閲を再開。チェックの合間に子供達に夕食(今日も冷しゃぶ)を食べさせつつ自分も手早く食べて、その後、本当なら20時まで働くことになっていたが原稿が19時の時点で無くなってしまったのでそこで業務終了。
こういう確実にお金が貰える仕事をするのは久し振りだ。きちんと出版社に依頼されて仕事をしている作家の場合は載ることが決まって原稿料が発生すると分かった状況で描くことが多いと思うが、自分のような万年営業中の漫画原作者はいつもお金が貰えるか全く分からない状況でシナリオを書いているのである。時々「これって仕事って言えるのかな」と疑問が湧くのだが、深く考えると怖くなるので現実から目を背けてひたすら(無駄になるかもしれない)物語作りに打ち込んでいる次第である。
牛人間は19時過ぎに帰宅。自分の仕事があるので早く帰ってくれたらしい。子供を風呂に入れて寝かしつけたあとは『冥談』

冥談 (幽BOOKS)

冥談 (幽BOOKS)

を読む。牛人間は一昨日買った『塊魂』で遊んでいた。周りにあるものを取り込みながら塊を転がして大きくしていく様子が大変に気持ち悪いゲームである。少しやらせて貰ったが自分は不快感が酷くて楽しめなかった。0時就寝。