今のようなブログ形式になる前、この日記はWEB日記として加藤山羊のサイトにアップされていた。その頃の自分は“家ヤギ”というハンドルネームを使っており（コンビを組む漫画家の加藤缶は“野良ヤギ”だった）、青年誌で描いている手前もあって、あえて性別は明かしていなかった。
性別を明かさない場合、頻繁に日記に登場する配偶者のことを何と呼ぶかが難しいところである。自分は適当なハンドルネームを付けてしまえば良いと考え、配偶者を“牛人間”と呼ぶことにした。以来、ブログに移行してからも“牛人間”を使っている。
しかし、自分も３５歳である。自分や加藤をハンドルネームで呼ぶことも無くなり、なのに配偶者が何で“牛人間”なのだろう。と、今更になって恥ずかしくなってきた。もうハンドルネームはやめて、一般的な呼び方をすることにしようと思う。そういう訳で今日から“牛人間”という呼称は用いないことにする。
最後なので、今まで書いたことが無かった（と思う）配偶者のハンドルネームの由来を記しておこう。なぜ“牛人間”なのかと言うと、この人が「反芻をすることが出来るから」である。これは嘘でも冗談でもない。
それともう一点。今後も自分は何となく性別を明かさないつもりなので、普通に読んでいれば分かるとは思いますが性別不詳ということにしておいてください。
