やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

島へ取材に行く


6時15分起床。晴れ時々雨。朝食のあと、夫の実家の軽自動車を借りて一人で車で出発。昨日印刷した地図を頼りに瀬戸内海のある島へ向かう。小説の次の作品のために取材したい場所があったのだ。
地図をよく確認してから出かけたので迷わず行けた。島に着いたのは9時過ぎくらいで、島の入り口で案内板を見ていると、掃除をしていた管理人らしき人が資料館の鍵を開けようかと言ってくれた。滅多に見学者が来ないので普段は施錠しているらしい。
最初に案内してもらった資料館をメモを取りながら見て、そのあとは車で施設内を見て回る。かなり広い敷地で見るべきものもたくさんあるので、回り切るのは大変だった。

敷地の外れの方にあるこの《監禁室》への道が分からなくて30分近く迷った。立ち入り禁止になっている場所が結構あるので、パンフレットの地図を見て行けると思ったら行き止まりで戻る、ということを何度か繰り返す。

入ってはいけない山道。

下りてはいけない(貝や魚を獲ってはいけない、だったかも)浜。
12時半、見たかったものを大体見て、写真も十分撮れたので島を出る。新たに書きたいエピソードが色々浮かび、有意義な取材になった。
昼食は道の駅のレストランで唐揚げ定食を食べた。実家には15時帰宅。岡山で一人で運転して遠出するのは初めてだったので、事故が無くて良かった。
その後は夕方まで近所の公園で子供を遊ばせる。風が強いせいか目の前の海から海藻がバンバン飛んできていた。風呂に入ったあと、夕食は手巻き寿司を頂く。ネタはマグロ、ハマチ、サーモン、イクラ、うに、エビやイカなど大人も子供も喜ぶものばかりで、子供達(特に次女)がたくさん食べた。食後にはまた家族で「ホームラン」をして遊び、デザートのメロンを食べたあと子供達を寝せる。自分もそのまま布団に入り、今日もらった島の施設の資料を読みながら寝る。22時就寝。