やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

結構衝撃的な事実

6時10分起床。晴れ。子供達を送り出したあと4か月ぶりに美容院へ。パーマが取れかかっていたので髪を切ってパーマをかける。終わったあと、業務スーパーで買い物して帰宅。昼食はグリーンカレー味のインスタントラーメンにピーマンとウインナーを入れて食べた。食後はカーポートの掃除をして次女を迎えに行き、夕食のグラタンソースを作って来客用のおでんの下ごしらえ。明日は漫画家の菅原県さんが遊びに来ることになっていた。
14時45分に長女が帰ってきて、15時に歯医者の予約をしてあったので息子の帰りを待っていたのだが、14時半には学校を出ているはずなのに15時を過ぎても帰らない。心配になって迎えに行ったら行き違いになり(友達と遊びながら通学路以外の道を通って帰っていたらしい)、20分近く時間をロスして慌てて歯医者に向かったら慌てていたので診察券と保険証をまるごと忘れて出てしまい、完全に時間に間に合わなくなったので17時過ぎに予約を取り直した。
本当なら歯医者のあとに行くはずだった皮膚科に先に行く。息子の擦り傷の周りに赤い湿疹ができていたのだが、診てもらったらやっぱりとびひだった。頑張って風呂もタオルも別にしていたのに何でうつるんだろう。
薬を出してもらって帰宅しておでんの準備をもう一段階進め、それから時間になったので歯医者へ。長女は小さい虫歯が二箇所できていると言われ、まずは一箇所だけ治療してもらった。残りは来週だそうだ。
グラタンを焼いて食べ、子供を風呂に入れる。今日は通知表を貰ったので、夫が帰るまで子供達を起こしておいた。息子は去年から比べると◎(たいへんよい)の数が2つ増えたが、時々授業に集中していなくて机の中が汚くて忘れ物をしているらしかった。長女は息子と同じ数の◎を貰っていて、字の書き方が丁寧で机の整頓がきちんとできていて授業中によく発表していると褒められていた。
子供を寝せたあと、おでんを味見しながらビールを飲んでいるとSの担当さんから電話。先日出したサスペンスホラー漫画の企画への返事(たくさん直すべきポイントを指摘された)と、先々月に相談させてもらった別の出版社との問題がその後どうなったか、というお話だった。
出版社との問題は納得できる形で収拾がついたつもりでいたのだが、担当さんの話で、それが違っていたかもしれないと分かった。通常より低い印税率となる可能性がある中で今後何作かを専属契約で縛られてしまうのはきついと訴えた際、出版社の方からは「出版前に印税率を提示するので数字が了承できなければ出版契約を結ばずに他の出版社で出せば良い」と説明されたのだが、その《他の出版社で出す》ということが業界の慣例上、ほぼ不可能らしいのだ。
原稿が完成して出版が決まるまでの間には、編集部から意見をもらって直すというやり取りを何度もすることになる。そうして編集者の手を借りてできあがった原稿を他社に持ち込んでも、出版社はトラブルになることを避けるため、自分のところで出そうとはしないのだそうだ。実績の無い新人作家だというだけでも持ち込みには大きなハンディキャップなのに、そういう慣例があるのでは他社で出版してもらうなんてできそうにない。売れていない自分は次作の印税率も低いままとなるはずで、これはちょっと色々と考えなくてはいけない。
23時過ぎまで担当さんと話し、布団の中で資料本読みながら0時半就寝。