夏休みの前に学校で育てている植物の鉢を持ち帰るという子供にとっての苦行イベントだが、最近は低学年に関しては体力的に無理と判断されているようで、親が持ち帰るようにとプリントに書いてあった。
暑い中、苦労して学校に取りに行った長女の植木鉢の植物は完全に枯れていた。長女に何でこんなことになったのかと聞いたら「水をあげていなかった」とのこと。
オクラが可哀想でしょうと注意すると、「オクラじゃないかも。何の苗を植えたか分からなくなって葉っぱが似てる友達のを真似してオクラって書いただけだし」と、植物について何の思い入れもないことがうかがえるエピソードを披露してくれた。自分に似て雑な性格に育ってきたとは感じていたが、せめて命の大切さくらいは教えるべきだった。
