やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

最終候補に残っております

この春に書いていた短編をメディアファクトリーの『幽』怪談文学賞短編部門に応募したのですが、そちらの作品が最終候補に残ってまして、今日発表になったので一応ブログでもご報告させていただきます。
http://ddnavi.com/yoo_mei-contents/yoo_mei-news/161397/
「べらの社」という作品です。怖いやつです。
一度デビューしたあとで他の新人賞に出すというのは最終候補にも残らなかったらどうしようという不安で気が狂いそうになるので二度とやりたくないです。どうにか二度とやらなくていい身分になれるといいのですが。
とりあえず生き残ることができてほっとしましたし、最終候補に残ったことで自分の作品を審査員の京極夏彦先生、岩井志麻子先生、高橋葉介先生という自分が影響を受けまくった作家さん達に読んでもらえるありえない事態になっているのですが、やっぱり受賞しなければ意味がないし青行灯トロフィーが欲しいので、賞をいただけるといいなと思います。しかし最終候補は毎年10作品くらい選ばれてたはずなのですが、今年は6作品だけなんですね。接戦になるのでしょうか。緊張します。

こちらの今日発売のダ・ヴィンチ10月号にも怪談文学賞の記事が載っているらしいのですが、午前中は幼稚園でバザーに出す商品の値つけ作業をしており、午後は延々「あいの…」19話のシナリオの直しをやっていて買い物に行けてないのでまだ手に入れていません。コンビニなどで見かけましたら自分の代わりに確認していただきたいです。

※追記
夫が買ってきてくれて読めました。173ページに載っております。