岡山で著者校

この3連休は岡山の夫の実家に帰っていたのだが、帰省の予定がちょうど『あいの結婚相談所〈1〉』の著者校のタイミングと重なってしまった。しかも戻す締切に余裕がなかったので、ゲラを夫の実家宛てに発送してもらってこちらでチェックをしていた。おじいちゃんおばあちゃんに子供達を見てもらえたおかげで、家でやるより捗ったかも知れない。無事に締切の一日前に着くように発送できた。
今日岡山を発つのに夫は朝から地元の友人達とサイクリングに出かけ、30kmも自転車を漕いで昼頃戻ってきた。その後、友達から新婚旅行の写真を見せてもらい、旅行先の沖縄のお土産をいただく。

自分はこの便利な《ひーじゃークリップ》をもらった。
帰りの新幹線は自由席に余裕があり、のんびり座って帰ることができたので、伽古屋圭市さんの『帝都探偵 謎解け乙女』を読んでいた。

帝都探偵 謎解け乙女 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

昨日から読み始めて新幹線の中で読み終わったのだが、一つ一つの事件と解決が面白く、また終盤のどんでん返しが一回で終わらないところも非常に好きだった。それと、文章が非常に読みやすかった。最近自分が課題としている点なので気にしながら読んでいたのだが、適度な密度で過不足なく情報が書かれていて、ほとんど一気に読んでも全く疲れないのだ。簡単にできることではないのだろうが、自分もそんな文章が書けるように努力したい。