やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

菅原県さん来宅

7時10分起床。晴れ。バレンタインデーだが、息子は同級生の男子4人とピクニックに行くと言って弁当を持って自然公園(自転車で行ける)で一日を過ごした。全くチョコレートをもらえそうにないイベントだが、凄く楽しかったようだ。

相変わらず肉しか入っていない息子の弁当。今思えばデザートにチョコでも入れてやれば良かったか。
自分の方は漫画家の菅原県さんとお友達のYさんが遊びに来ることになっていて、朝から部屋を片づけたり掃除機をかけたりしていた。昼ご飯は近くの回転寿司に息子以外のメンバーで自転車で行ったのだが、次女がスピードを出し過ぎたのか赤信号でブレーキをかけ損ねて電柱に激突した。顔からぶつかったのに全く怪我がなかったのは幸いだが(柔道のおかげか)、道路に飛び出していたらと思うとぞっとする。帰りは怖いので次女と自転車を押して歩いて帰った。帰ってから夫に次女の自転車を見てもらったがブレーキに問題はなく、今後は絶対にスピードを出さないように言いつける。
15時、料理の下ごしらえが終わってから駅に菅原さん達を迎えに行き、一か月遅れの新年会スタート。メニューはいつものポテトサラダの他に手羽元と大根の煮物、タコとクレソンに熱したごま油をかけたやつ、チキンマカロニグラタン、きのこマリネを作った。Yさんは鶏と根菜の照り焼きとラザニアの他にマシュマロとコーンフレークで作ったシリアルバー、料理人のお父さんのお手製のパウンドケーキまで持ってきてくれて、物凄く料理とデザートが充実した新年会となった。夕方暗くなってから帰った息子は初めて食べる(自分は作り方すら知らない)ラザニアをむさぼるように食べていた。
菅原さんがイラストを描いた『静岡あるある』

静岡あるある

静岡あるある

にサインをもらったりしつつ

(目の前でプロの漫画家に絵を描いてもらうというのは本当に感動する)
学生時代の話や漫画を自分で売る話、仕事関係の話やLINEスタンプの話など、色々なことを話す。22時まで話したがやはり今回も話し足りなかった。
差し入れていただいたスパークリングワインが飲みやすくてついつい飲みすぎて調子に乗ったこと(覚えているものでは「なれる自信がないのに漫画家や原作者を目指す人の気持ちが分からない。自分はなれると思ったので書いたし自分の才能を疑ったことがなかった」という話をしたと思う。現在、自分の才能については「ちゃんと売れて仕事として続けていけるか」という点で相当疑っているが)を語ってしまったが、とにかく濃くて楽しい新年会だった。