やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

東京新聞に『マザー・マーダー』書評掲載

今日の東京新聞の読書面で『マザー・マーダー』をご紹介いただきました。こんなにも褒めていただいて恐縮です。
取り上げてくださった細谷正充さん、本当にありがとうございました。

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※その後、Web版の方にも掲載されましたので、ぜひ読んでいただければと思います

www.tokyo-np.co.jp

 

リアルサウンドブックにてインタビュー記事公開

リアルサウンドブックさんでインタビューしていただいた記事が本日公開されました。自分が使う《騙し》の技巧について、結構赤裸々に種明かしをしております。
これを読めば矢樹のミステリーではもう騙されないかもしれません。

realsound.jp

 

長女、(軽く)事故に遭う

5時20分起床。お弁当を作り、子供達を起こしてランニングへ。林の中を通る短めのコースで2.2km走ってくる。帰って洗面台の掃除をして学校のプリントや郵便物を片づけていると、さっき自転車で登校した高1長女から「怪我はないけど自動車とぶつかった」というLINEが来た。

子供が事故に遭うのは初めての経験で、まだ家にいた中2次女に事情を伝え、時間になったら登校するように言ってバイクで現場に向かう。家から5分ほどの距離のバス通りで、すでに相手の運転手が警察を呼んでくれていた。車道を走っていた長女が、路地に左折しようとした車に巻き込まれる形で接触したとのことだった。

怪我はないと言っていたが、ぶつかった時に転んで手に擦り傷を作っていた。だが他に痛いところはないとのこと。自転車も傷はついたが壊れてはおらず、長女が学校を休みたくないと言うので、ひとまず警察が調書を作ったあとは登校させることにした。学校にも事故の件を連絡し、授業には間に合うがHRには遅れそうだと伝える。

帰宅して『不知火判事の比類なき被告人質問』第三話の改稿原稿を担当さんに送信し、それから子供が事故に遭った時の対応についてネットで調べる。大きな怪我がなくても事故の直後に病院に行くべき、という手遅れな情報を知って落ち込んだが、学校から帰ったらすぐに連れて行くことにして、長女にも寄り道せず帰るようLINEしておく。

その後は仕事。集中力は途切れがちだが昨日の続きで仕事ではない文章を書き進め、仕事のメールの返信をする。昼前に買い物してきて昼食を済ませたあと、夕方に病院に行かなくてはいけないのでお弁当のおかず作りと夕飯の支度をする。

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フライパンからあふれそうな量の八宝菜を作った。

そのあとは事故のことで調べ物をしつつメールのやり取りをして、長女の帰宅を待って整形外科へ。事故に遭ったことを伝えて診察してもらったが、やはり特に大きな怪我はなさそうとのこと。だが打撲は後日痛みが出ることもあるので、しばらく安静にして様子を見た方が良いとのことだった。

帰宅してまた仕事のメールの返信。朝から大変な一日だったが、仕事の方ではとても嬉しい連絡をもらえてありがたかった。昼に作っておいた八宝菜を温めて食べたあとは『望郷太郎』4巻を読み、事故のことを夫と話し合って23時就寝。

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インタビュー取材×2

5時20分に起きて、今日から高2息子の学校は入試期間で休みなので娘達の分だけお弁当を作る。高1長女を起こしてランニングに出かけ、2.6km走ってきてから中2次女と息子を起こす。

洗濯と朝食を済ませてコーヒーを淹れ、昨日までの不調で溜めてしまった日記とメルマガを書く。そのあと身支度をして、10時半過ぎに家を出て光文社へ向かう。今日は『マザー・マーダー』についてインタビュー取材を2件受けることになっていた。

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永田町で田園都市線から有楽町線に乗り換え。駅地下のカフェで昼食にサンドイッチを食べる。護国寺に着くと受験生らしい小学生の男の子と保護者が大勢いた。近くに男子校があるのだろうか。

数年前の息子の中学受験の時のことを思い出しながら光文社へ。ロビーでエージェント会社の広報さんと合流し、案内された会議室に入る。担当さんがzoomに繋いでくれて、13時半からインタビュー取材が始まった。

これまで受けたインタビューは相手が書評家さんのことが多かったが、今回はそうではなくて、あまり聞かれたことのない質問もあって新鮮だった。色んな切り口で作品について話して1時間ほどで終了。記事にしてもらえるのが楽しみだ。

一休みして写真撮影のあとに続けてもう1件、今度は書評家さんが進行役をしてくれて、自分と担当さんとエージェントさんとで著作がどんなふうに出来上がっていったかを話す企画に参加する。こちらは自分だけでなくみんなで話す感じなので緊張もなく、雑談するような雰囲気で話せた。

対談を終えて光文社を出たあとは近くのファミレスでエージェントさんと打ち合わせ。今後のスケジュールやHPのデザインについて話してから横浜に帰る。スーパーで買い物して自宅に戻ったのは18時半過ぎだった。

夕飯は昨日のうちに鶏むね肉とキャベツのオイスター炒めを作ってあったので、それを温めて食べた。夜は池辺葵先生の漫画『ブランチライン』を2巻まで読み、ベッドで怪談本を読んで23時就寝。

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裁判傍聴と『犯罪者』と

5時20分に起きてお弁当を作り、子供達を起こしてからランニングへ。2.6km走ってきて掃除機をかけたあと、洗濯と朝食を済ませる。そしてコーヒーを淹れる暇もなく身支度して家を出て、横浜地方裁判所へと向かった。

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今日は小説推理で連載中の法廷ミステリー『不知火判事の比類なき被告人質問』の第四話の取材として、丸一日裁判を傍聴する予定だった。事前に今日開かれる公判を調べ、この事件にしようというのを決めてあったのだが、裁判所に着いてみるとテレビ局の車がたくさん並んでいる。公表されているのは事件の罪名だけなので分からなかったのだが、自分が傍聴しようと思っていた裁判は実はとても有名な事件のもので、傍聴券の交付はすでに終わってしまっていた。

だが、どちらかというとその有名な事件は自分が傍聴したい内容ではなかったので、改めて掲示板を確認して別の事件を選ぶ。すでに開廷していたのだが、廊下に傍聴に慣れた感じの人がいたので途中から傍聴して良いのか尋ねると「ドアについてる小さな窓から覗いて席が空いてたら入って大丈夫」と親切に教えてくれた。

小さな法廷だが一つだけ空いていた席があったので傍聴する。これがまさに自分が今回傍聴したいと思っていたような事件で、巡り合わせに感謝した。休憩を挟んで昼過ぎまで傍聴して、一旦裁判所を出て近くのドトールでお昼を食べてから、午後は別の裁判(もう一件気になっていたのがあった)を傍聴する。

こちらは法医学者が弁護側の証人として呼ばれて、検察側が証拠として提出した司法解剖の鑑定書について意見を述べるという局面だった。かなり興味深い内容でたくさんメモを取ったが、審理はあまり進まなそうなので、しばらく傍聴してまたさっきの法廷に戻る。

午前中からずっと証人尋問が続いていて、しかも昨日の審理でもその証人が証言していたと分かり、こんなに長く一人の証人を尋問するものなのかと驚いた。弁護人と検察官からの質問に加えて、最後に裁判官からも質問があり、今日は一日証人尋問だけで終わってしまった。だがその内容がとても濃かったので、取材としては充分以上だった。

事件のことや証人のこと、被害者や被告人のことなど、色んなことを考えながら帰る。途中、スーパーで買い物をして、帰宅したのは19時過ぎだった。子供達は昨日のシチューを温めて先に食べていた。

お風呂に入ったあと、夫と夕食をとりながら今日の裁判のことを話し、食後は太田愛先生の『犯罪者』を読む。

惹きつけられる展開に加え、登場人物のキャラクターやセリフがとても生き生きしていて魅力的で、とにかく凄く面白い。太田愛先生の小説を読むのはこれが初めてなのだが、脚本家(ドラマ『相棒』の脚本などを手がけておられる)なのにどうしてこんなに文章が上手いのか。

面白い、と思うたびに手が止まり、その面白さについて分析してしまうのでゆっくりしか読めないのだが、こんなに学びの多い作品は久しぶりだ。ベッドの中でも読み続け、23時半就寝。

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加藤山羊の『マザー・マーダー』書評掲載

本日《ダ・ヴィンチWeb》に実妹の漫画家・加藤山羊による『マザー・マーダー』の書評が掲載されました。

とても巧みに作品の良い部分を紹介してくれた上に、妹だからこそ書けるエピソードなども盛り込まれていますので、ぜひ読んでいただければと思います。

ddnavi.com

源たれサラダチキン

5時20分起床。朝練に行く中2次女を起こしてお弁当を作り、高2息子と高1長女を起こしてからランニングへ。2.6km走ってきてトイレ掃除をして、『不知火判事の比類なき被告人質問』第二話の赤入れの終わったゲラを送信し、メルマガを書く。

洗濯と朝食のあとコーヒーを淹れて仕事。『不知火判事…』第三話の原稿を書く。冒頭のプロローグ部分、キャラクターを掴むのと、それを表すのに適切なエピソードを考えるのに時間が掛かり、午前中は4枚だけ。

バイクにガソリンを入れて買い物してきて、残り物で昼食を済ませたあとはお弁当のおかずの下ごしらえ。同じ青森出身の小説家で大学の後輩でもある古矢永塔子さんがTwitterで紹介していたエバラ黄金の味のサラダチキンを、エバラではなく青森の源たれ(地元で昔から売っている焼肉のたれ)で作ってみることにした。

www.ebarafoods.com

鶏むね肉を漬け込んだあとは原稿。途中、メールの返信やサラダチキンの仕上げ、コーヒー休憩を挟みつつ17時まで書いてから夕飯の支度。今日は鶏団子鍋にした。源たれサラダチキン、味見したところ大変美味しくできた。

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家族に先に食べさせて19時半まで作業して今日一日で12枚。今週は学校関係の用事や他の仕事もあるのでもう少し進めておきたかったのだが、水島新司先生が亡くなったり、まん延防止措置が要請されることになったりと凹むニュースもあって、いまいちペースが上がらなかった。

遅れて夕食をとったあとは柚木麻子先生の『らんたん』を読み23時半就寝。

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『マザー・マーダー』書店さん回り

5時20分起床。お弁当を作って子供達を起こす。朝から雨のためランニングは休んだ。洗面台の掃除をしてから小説推理で連載中の『不知火判事の比類なき被告人質問』の改稿した原稿をざっと見直して担当さんに送信。そのあとはメルマガを書く。

洗濯と朝食を済ませてコーヒーを淹れ、しばらく資料本を読んでから身支度を始める。今日は初めての書店さん回りをすることになっていた。

漫画原作者時代から、出版社を通さずに書店さんに直接電話や手紙でお願いして色紙を置かせてもらう(そして編集さんに勝手なことをしないようにと叱られる)という経験はしてきたが、正式な手続きを踏んで出版社の人と書店さんに伺うのはこれが初めてだった。なのでどういうことをするのか分からないまま、ただサイン本を作ったりするとは聞いたのでサインペンとヤギのスタンプだけ持って身支度して家を出る。

バスと電車で横浜駅まで出て、パン屋のイートインでサンドイッチでお昼を済ませて出発地点の川崎へ。編集さんと販売部の社員さんと合流し、有隣堂アトレ川崎店さんへ向かう。挨拶して色紙を書かせていただき、次は同じ川崎駅にある丸善ラゾーナ川崎店さんへ。

そのあとは横浜へ。漫画原作者としては何度か色紙を置いていただいた有隣堂横浜西口店さんと紀伊國屋書店横浜店さんでそれぞれ色紙やPOPを書き、サイン本を作らせていただく。紀伊國屋書店さんでは『マザー・マーダー』を読んでくださった書店員さんから直接感想を伺えて嬉しかった。

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横浜2店舗の次は東京へ向かう。紀伊国屋書店新宿本店さんは漫画の色紙を何度か置いていただいたのだが、改装中でお店の様子が大分変わっていた。最後にジュンク堂書店池袋本店さんにお邪魔してこちらでも色紙とサイン本を作らせていただき、初めての書店さん回りが終わる。

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近くの喫茶店で編集さんとエージェントさんと4人で次回作の話など少し打ち合わせしてから帰宅。帰りは19時半頃になってしまったが、夕飯は夫のカレーがあったので子供達は自分で温めて食べていた(今日は夫も出社だった)。

お風呂に入って遅い夕食をとりながら、書評家の杉江松恋さんと若林踏さんのYouTube番組『ミステリちゃん』を視聴する。若林さんが『マザー・マーダー』を紹介してくださったのだが、これから読む人のハードルが物凄く上がるような熱のある紹介をしていただいて、恐縮しつつもありがたかった。

www.youtube.com

食後はTwitterで書店さんが色紙を飾った売場の写真をアップしてくださっていたのでお礼のリプライなどして、資料本を読んで23時就寝。

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謹賀新年

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明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は小説では1月から光文社の電子ミステリー雑誌『ジャーロ』にて連作短編『Mother Murder マザー・マーダー』の連載がスタート。
2月に掌編「天神がえり」を声優の徳井青空さんに朗読していただいた『STORY LIVE』配信。

prtimes.jp

7月に『小説新潮』にホラー短編「魂疫(たまえやみ)」掲載。9月に『Mother Murder』最終話となる第5話が掲載されたのち、単行本準備と連載準備を経て12月に『小説すばる』1月号に短編「紅邑幸福研究所 しあわせ相談員の推考」掲載。

光文社より初の四六判単行本『マザー・マーダー』発売。

そして『小説推理』2月号より新連載『不知火判事の比類なき被告人質問』がスタートしました。こちらは連作短編の法廷ミステリーです。

www.futabasha.co.jp

漫画原作では3月にコミックDAYSで連載していた闇医者サスペンス『バカレイドッグスLoser』最終巻となる第5巻が発売。

10月にGANMA!で連載していたホラーミステリー『怪談ルゥプ』が最終回を迎え、電子単行本3〜5巻が発売されました(最終巻の6巻は2022年1月1日発売)。

現在、小説の仕事でいただいた依頼をこなすのに精一杯の状況のため、この『怪談ルゥプ』の連載を最後に、漫画原作の方はしばらく休業することになります。

ということで2022年は矢樹純のキャリアの中で初めて、小説家としての仕事がメインとなります。2002年に漫画原作者としてデビューして20年目。そして2012年に小説家としてデビューして10年目となり、今年は色々と節目の年なのだと感じています。

『小説推理』の連載は年内に単行本化される予定で、また年内にもう一冊、書き下ろしの長編が刊行予定です。その他にも短編・長編それぞれ、いくつかこれから進んでいく企画がありそうです。

今年も読んでくださった方に楽しんでいただけるよう、今の自分に書ける精一杯の面白い物語をお届けしてまいります。

どうぞ本年も矢樹純の作品をよろしくお願いいたします。

『マザー・マーダー』本日発売

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本日、矢樹純の初の単行本となるミステリ連作短編集『マザー・マーダー』が光文社から発売されます。

こちらは光文社の電子ミステリー雑誌『ジャーロ』で2021年1月から隔月連載させていただいた全5編をまとめたものです。

1話目は迷惑な隣人に追い詰められる若い母親のお話。2話目は疎遠になっていた娘から離婚した元夫のことで突然助けを求められる中年女性のお話と、それぞれが独立した短編ミステリーでありながら、全てのお話に《ある母子》が絡んできます。そして最終話まで読んだ時に、これらの物語全体にまつわる大きな謎が明かされるという作りになっています。

連載時に心掛けたのは、まとめて読んだ時に5話それぞれが違った読み味になるようにしようということでした。主人公の年代も、物語のタイプも異なるので、幕の内弁当やお菓子のバラエティパックのようなお得感を感じつつ楽しんでいただけるかと思います。

物語のタイプは異なりますが、もちろん全てのお話に矢樹らしい《仕掛け》をご用意していますので、『夫の骨』で自分の作品を知ってくださった読者の方には必ず満足して、驚いていただけると思います。

最初にも書きましたが、この『マザー・マーダー』は9年前に文庫でデビューした自分にとって、初めての四六判の単行本です。となると、これまでに出版された文庫やコミックスの倍以上の代金を読者の方にお支払いいただくことになります。買ってくださった方に絶対に損をさせてはならないと気合を入れて、全ての物語に渾身のトリックを詰め込み、魂を込めて書きました。ミステリーや矢樹の小説に慣れていない方は正直、胸焼けするレベルだと思います。
ですがミステリー小説が好きな方、サスペンスや怖い話が好きな方、矢樹の小説の不穏で息が詰まる感じが好きな方には、きっと喜んでいただける作品です。

どうか多くの方に読んでいただけるようにと願っています。皆さま、よろしくお願いいたします。