やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

コンペで落ちたらしい

ieyagi2004-09-10

豊田自動車博物館の自動車。確かフランスの車で、「愛人に贈るのに最適」と言われていたらしいのだが名前を忘れた。恐ろしく綺麗である。


8時起床。晴れ。秋田に車で家族旅行する夢を見た。崖のギリギリに車を停めて日本海を見る。夢なので日本海とは思えないような明るい色だった。その後、「そんなとこに車停めないで!」と地元住民に怒られる。
洗濯して朝食。トーストにハムを乗せたものと牛乳。プロットをやる。話が広がり過ぎて大変なことになってきた。2つの違うストーリーに分けた方がいいかもしれない。
昼食は豚肉とキャベツの焼きそば。午後2時半、息子がまた仰向けからうつ伏せの寝返りをする。この間のは偶然じゃなかったようだ。とうとうコツを掴んだらしく、そのあとは調子に乗って何回も寝返りを打ち、そして「疲れた」と泣いた。寝返りをするようになると目が離せないので、これから世話が面倒だ。
自分がコンペの結果待ちをしている雑誌だが、同じく結果待ちをしていた他の作家さんの日記を読んだら、木曜日の時点で掲載決定の連絡が来ていることが分かった。何となく嫌なルートでコンペに落ちたことを知ってしまった。野良ヤギにもメールで教えておく。
夜、はっきり判った方が良いと思って担当のYさんに電話するが、今日はもう帰ったとのこと。その直後、野良ヤギから電話が来て、残念だったねと話す。今回のネームは、前から狙ってた雑誌の月末〆の賞に出すことになった。以前持ち込みに行こうとしてたらヤンジャンとスピリッツの両方にネームを出さなければならなくなって、結局後回しになっていたのである。
野良ヤギに「気を落とさずに」と言って電話を切ったが、実は自分が結構気落ちしている。
1年前、同じスピリッツで“増刊誌の掲載を目指してネームを提出”というのを2年間ほどやっていた。徐々にネーム作るのも上達してきて、自分も担当編集者も「面白い」と思っているのになぜか会議は通らず、どこをどう直して良いのか判らなくなった。それで担当が、「どう直すか、ちょっと時間を掛けて考えさせて欲しい」と言ったまま連絡を寄越さなくなり(こっちから連絡したら「明日連絡する」と言われるが来ない)、そうこうしているうちに自分が入院してしまい、退院してから打ち合わせに行ったら「他を回った方がいい」と首を切られた。
今回久々に会議に落ちたら、そういう色んな嫌なことが思い出されてどんよりしている。自信の無い作品だったら仕方ないと思うが、担当の評価が良くて自分でも面白いと思っていたので悔しい。しかし、1年前はそこからどうして良いか判らなかったが、今は「気に入ってくれる雑誌に当たるまで、あちこち持ち込んだらいい」ということが判ってきたので、前より苦しくない。
夕食はすき家豚丼を食べる。シャワー浴び、息子を風呂に入れたあと、牛人間とバイクの話をした気がするが眠くて適当にしゃべっていたので憶えていない。12時半就寝。