やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

(※出産編)お金の話

ところで、1人目の子供の時は、まず妊娠初期に切迫流産で1週間入院し、それから出産が夕方から早朝にかけてだったので深夜料金が加算された。2人目の時は子宮口が開いているからと言われて入院したもののちゃんと陣痛が来なくて1日余計に入院し、そして陣痛が夜中に始まって早朝に産んだせいでやっぱり深夜料金を取られた。
もちろん無事に元気な赤ちゃんに会えただけでとても嬉しいし、毎朝可愛らしい子供達の顔を見る度に「生まれてきてくれてありがとう!」と叫んで抱きしめている程で、それ以上望むことなんて何も無い。「死ぬほど痛い思いをさせた上に余計な金まで払わせて・・・」などと子供に対して恨めしい気持ちを抱くような母親がいるのならお目にかかってみたいものだ。しかし私達のような庶民にとって分娩費用というのはなかなか大きなお金であるし、高いよりは安い方が助かるなあと考える人は多いのではないだろうか。きっと多いはずだ。
今回、夜までに生まれてしまえば問題無いが、もしも夜中に生まれたり、まして日付が変わってから生まれるなどのことがあれば、深夜料金を取られたり、入院費を1日分多く取られたりするだろう。お金のことなんてどうでも良いのだが、出来たら早めに陣痛が来て欲しい。そんなことを考えていると、さっきまで不規則だったお腹の張りと痛みが、10分おきの規則的なものになってきた。陣痛が始まったようである。