やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

2007-10-10から1日間の記事一覧

(※出産編)娘と

出産のあとは、病室に戻る前に分娩台の上で2時間は体を休めることになっている。夫は夕食もまだだったので、娘の写真をたくさん撮ったあと、7時過ぎくらいには帰って行った。私は産院の方針で、分娩台で休む間ずっと娘におっぱいを吸わせていた。出産直後…

(※出産編)そして2年前と同じように

2年前と同じように夫のセリフを無視し、「病室にデジカメ忘れたから取って来て」と頼む。陣痛の時に夫が側にいるとイライラするので、なるべくなら生まれる寸前まで離れていて欲しかった。夫が出て行った隙に内診して貰うと、子宮口は6cm。急にお産が進…

(※出産編)無意味に痛い

寝転んで安静に本を読んでばかりいたせいか、ずいぶんゆっくりしたお産である。楽と言えば楽だが、このままダラダラしていたら夜中の出産や日付が変わっての出産になってしまうかもしれない。さっき様子を見に来た看護師も「少し歩いたりすれば早くお産が進…

(※出産編)小康状態

陣痛とは言っても最初はそんなに痛くないので、陣痛の間に読もうと思って持って来た有栖川有栖の『女王国の城』を寝転んで読んだり、昼御飯を食べたりとのんびり過ごしていた。昼過ぎ、ちょっと痛みが強くなってきたが、まだ本格的な感じではない。 助産師が…

(※出産編)お金の話

ところで、1人目の子供の時は、まず妊娠初期に切迫流産で1週間入院し、それから出産が夕方から早朝にかけてだったので深夜料金が加算された。2人目の時は子宮口が開いているからと言われて入院したもののちゃんと陣痛が来なくて1日余計に入院し、そして…

(※出産編)不勉強なもので

タクシーに乗る前に夫に電話すると、すぐにこちらに向かうとのこと。新幹線で来るので着くのは3時半くらいだと言われた。「立会い出産、間に合うかな?」と聞かれたので、分からないと答える。そう言えば私は破水から始まるお産がどのように進行するのか、…

(※出産編)波乱の朝

朝起きると、娘の体が熱い。ここ何日か咳が酷かったのだが、とうとう発熱した。測ると38.5℃。娘はグッタリして起きることも出来ない様子で、多分これからどんどん熱が高くなると思われた。娘は一旦熱が出ると大抵39℃を超える。そしてそれが2〜3日続…