やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

第一章推敲

4時半起床。曇りのち雨。寒くてフリースのポケットから手を出したくないが頑張って小説を書く。上の子達を送ったあとは薬局で洗剤買ってショッピングセンターで裾上げして貰ったジーンズを受け取る。出掛けに車の鍵が見つからず散々探したのだが、牛人間がうっかり会社に持って行っていたそうだ(なので今日はスペアキーを使った)。
ついでにショッピングセンターで食料品の買い物を済ませ、フードコートのハンバーガー屋で昼食。照り焼きチキンバーガーのセットを次女と分け合って食べる。12時に帰宅して車で寝てしまった次女をこたつに運び、しばらくのんびりネットしてから上の子達を迎えに行く。
子供達におやつ食べさせて、応募する新人賞についてネットで調べ物して、そのあと小説をきりの良いところまで書き進めてから推敲の作業に入る。最後に一度にやると大変そうなので、こうして細かく見直して行こう。昨日第二章に入ったばかりで、今日は第一章の推敲をした。
ざっくりしたプロットでは全部で五章くらいになるはずなので、大体5分の1が過ぎたところか。今原稿用紙80枚程度だから、全体で400枚だったら長編ミステリーとしてはちょうど良い分量かもしれない。しかし先は長い。
加藤山羊がギャグを描いてた頃、自分で考えたギャグに大笑いしながら野良ヤギのネームを読んでいたが、小説でもやっぱり自分が仕掛けたギャグで笑ってしまう。そして推敲ということで少し客観的に読んでいるせいか、いつも以上に「ああ、面白そうな小説だなあ」とか「この表現好きだなあ」とか思ってしまう。相当に重症な自己愛だ。
夕食(昨日のヒレカツでカツ丼にした)を挟んで20時過ぎまで掛かって推敲を終わらせ、遅くなってしまったので急いで子供達を風呂に入れる。牛人間は19時過ぎに帰って来て、子供達が邪魔をしないように遊んでくれていた。本当は遊ぶよりも風呂に入れたり歯を磨いたりしておいて欲しかったのだが。
夕食の洗い物を済ませてから21時に寝かし付け。次女、電気を消したあと寝室で走り回って布団に躓いて転び、ベッドの木枠に顔をぶつけて大泣きする。見ると右まぶたが内出血を起こして腫れ上がっていた。この日曜日に妹の結婚式があり、次女は花束贈呈をする予定なのだが、なぜこのタイミングでそういうことをするのか。
次女のまぶたに小さく切った冷えピタを絆創膏で留めて寝かし付けたあと、ご祝儀袋に名前を書く。名前は失敗せずに書けたのだが、内袋に金額を書こうとして、最初の“金”の文字を若干大きく書いてしまい、その大きさに合わせて残りの“○萬円”を書いたら、袋の表側一杯を使って金額が書かれている、という何とも豪快なことになってしまった。内袋のスペアは無いし、わざわざ買い直すのも面倒だし、妹が見たらきっと受けると思うのでこのまま渡そうと思う。旦那さんやその家族に見られたら恥ずかしい思いをさせるかもしれないが。
その後は小説をちょっと進めてから、Twitter稲川淳二が怪談をつぶやいているのを読む。もう寝る時間だったので途中でやめるつもりだったが続きが気になってしまい、結局布団の中に携帯持ち込んで最後まで読んで、ただでさえ寒いのにますます寒くなって寝る。23時15分就寝。