やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

息子、6歳の誕生日

5時半起床。晴れ。今日は息子の6歳の誕生日なので早起きしてケーキを焼く。しかしレシピに“砂糖140g”とあったのを、「いつもの量だと甘過ぎるから少し減らそう」と独断で90gにしたらスポンジが膨らまなかった。砂糖って甘くする以外にも何か役目があったらしい。
もう一回焼く気力は無いのであとでスポンジだけ買いに行くことにして、弁当作って息子を起こしおめでとうを言う。牛人間は今晩仕事で早く帰れないので朝食の前にプレゼントを渡していた(子供の誕生日にプレゼントを用意するのは経済力のある牛人間の担当。経済力の無い自分はケーキと料理を担当している)。今年の初めに買って隠して置いた『モウギュウダイオー』[rakuten:i-tengoku:10002125:detail]である。これでシンケンジャーのロボットの全てが揃い、息子は物凄く喜んで登園直前まで遊んでいた。
上の子達を幼稚園に送って一旦家に帰り部屋の片付けしたあと、バザーの新しい委員の人に資料を引き継ぐため再び幼稚園へ。去年の資料のファイルを渡して変更になった部分など伝える。15分ほどで引き継ぎを終え、次女をベビーカーに乗せて歩いて30分の場所にある総合スーパーへ。ケーキのスポンジを買う。帰り道の本屋で推理小説の新刊を1冊買って、昼食に家系ラーメンを次女と半分ずつ食べて12時半帰宅。
次女がベビーカーに乗ったまま寝てしまったので寝室に運び、お迎えの時間まで買って来たスポンジをデコレーションする。クリームが固くなり過ぎて塗りにくかったがどうにか完成。14時前に上の子達を迎えに行き、おやつに朝焼いた失敗ケーキを食べる。

パサパサの食感で非常に喉が乾いた。味はもちろん不味かった。
おやつが済んだあとは買って来た推理小説を読む。全体の2割ほど読んだところでお母さん友達からメールが来て、彼女の子供のことで重い内容の報告をされた。何と言ってあげたら良いのか分からず、返信の文面を考えるのに30分掛かった。返信を終えたら16時だったので、誕生日のご馳走に息子の大好きなコロッケを作り始める。
18時、揚げたてのコロッケとサラダで夕食。コロッケは子供達に大好評だった。洗い物して少し遊んでからケーキを出して、長女と次女が誕生日の歌を歌い、息子が6本のロウソクを吹き消すところをビデオカメラに収める。

今年はこんなデコレーションになった。プレートに名前を書くのに使ったデコペンの残りのチョコを使い切ろうとケーキの外周に塗りたくってあるところが個人的にかなりポイント高いと思うんですがどうでしょうか。
ケーキを食べ終わって洗い物しているとSの担当さんから電話。良いニュースと悪いニュースがあり、良いニュースの方は確定するまでまだ発表出来ないので悪いニュースの方だけ書くが、ホラーの企画がコンペに落ちた。その落ちた理由というのが自分にとっては結構ショックで、電話が終わったあと色々考え込む。
考え込みながら子供を風呂に入れて寝かしつけを済ませ、それから野良ヤギに電話して担当さんの話の内容を伝える。先に悪いニュースを伝えてガッカリし合ってから良いニュースについて喜び合い、今後のことなど打ち合わせ。電話を切ったあとは昼に買った推理小説を読みながらビール飲んで息子の誕生日を祝う。しかしお母さん友達の子供のことや担当さんの電話の内容のことでまた考え込んでしまったりと、めでたいはずなのになかなか気分が沈んだ夜だった。1時就寝。牛人間は今夜は帰宅しなかった。