やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

好きで選んだ仕事でも楽しいことばかりじゃないんだよ

今日は午後から牛人間が子供達を連れ出してくれたのでその隙にOのシナリオの直しを頑張るはずだったのだが、書き進めてみたものの面白いと思えず、手が止まってしまった。
自分が今やっている直しは矛盾点を説明することと話のポイントをはっきりさせることが目的で、本来そんなに面倒な直しにはならないはずである。なのになぜだか悩みまくってしまい、ついに「この話の何が面白いのか分からない」という末期状態に陥ってしまった。最初書いた時は面白いと思ったんだけどなあ。
こういう場合、もう全ボツにして新しい話を作った方が良いのだろうかと海原雄山みたいな気分になってくるのだが、まずは指摘された部分をとりあえずでも直して意見を求めるべきだろう。結局今日は全体の4分の1くらいまで無理矢理直して終わった。苦しい作業だった。