やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

3/15のこと

今日は幼稚園のお母さん達数人で昼ご飯を食べに行く約束をしていた。牛人間の会社は今日も停電の影響で自宅待機だそうで、ちょうど良いので次女を預けて自分だけで出掛ける。
お母さんの一人が車を出してくれて4人で乗り合わせて行ったのだが、最後に迎えに行ったお母さんが目を真っ赤にしている。「花粉症?」と聞いたら「地震のニュース見てた」とのこと。彼女は実家が福島だった。幸いご両親は県の中央の方に住んでいるので津波原発の影響はなく家族全員怪我もなかったそうだが、「地震のニュース見てると辛くて」と疲れた表情をしていた。自分も最近そんな感じで、なるべくテレビを消してニュースを見ないようにしている。
メンバーが揃ったのでそこから予約していた和食レストランに向かい、トンカツの盛り合わせを食べた。卒園式の日にちょうど停電が来るので謝恩会はどうなるのか、という話や、計画停電の日をどんな家事の段取りでやり過ごしているか、入園・入学準備がどれくらい進んだかなど、色々おしゃべりして気晴らしが出来た。
今日は夜に停電があるので明るいうちに風呂に入り、夕食はつけ麺を食べる。19時に停電したので子供達を寝かしつけ、自分と牛人間もそのままこたつで寝ていたのだが22時半過ぎ、大きな地震の揺れで目を覚ました。電気がもう来ていたのでテレビを点けたら静岡で震度5とのこと。静岡に住む漫画家の榊原瑞紀さんhttp://plaza.across.or.jp/~mizuki-s/にメールしたところ、瑞紀さんの住む地域はそんなに揺れなくて被害も無かったとのことで安心した。地震のあと、夜だと言うのにずっとカラスが騒いでいて怖かった。