やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

はじめてのおつかい


昨晩、日本テレビの『はじめてのおつかい』を子供達と観たのだが、そのせいで娘達がおつかいをしたいと言い出した。
これまで子供におつかいをさせたことがあまり無く、唯一息子が牛人間に尾行されながらマヨネーズを買いに行ったことがあるだけなのだが、テレビだと次女と同い年の4歳くらいの子が結構まともにおつかいをしている。もしかしてやらせてみたら出来るのかもと思い、6歳の長女と一緒に家から徒歩5分のところにあるスーパーにお菓子を買いに行かせてみた。もちろん今回も牛人間の尾行付きである。
仲良く手を繋いで家を出た二人だが、10分経たないうちに長女が「何番のレジに行けばいいの?」とわざわざ聞きに戻って来る。初めてのおつかいで、長女は慎重派なので失敗したくなかったのだろう。次女の方はお菓子を持ったままスーパーで待っているとのこと。何番でもいいのだと教えると走ってスーパーまで戻って行き、しばらくして無事に頼んだお菓子を買って仲良く嬉しそうに帰って来た。レシートとおつりも忘れていなかった。
尾行していた牛人間によると、ちゃんと道路の端を歩いていたし、横断歩道は左右確認して手を上げて渡っていたそうだ。自分の住んでいた田舎と違って交通量が多いので子供だけで出掛けるのは危ないと思っていたのだが、長女は今年一年生になることだし、時々こうやって練習させてみるのもいいかなと思う。まだ心配なので親の尾行は必須だけど。