やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

初ディズニー

今週はずっとミステリー長編に掛かりきりで、買い物以外どこにも子供を連れて行かなかった。書いている間、子供達に何度も言っていたのが「邪魔しないように静かに遊んでいてくれたらこれが終わったあとディズニーシーに連れて行ってあげる」という言葉で、まあ言ったところでまったく静かに遊んではくれなかったのだが、5日間家に篭っていたお詫びを兼ねて朝5時起きでディズニーシーに行ってきた。ちなみに夫はディズニー全般が嫌いなので、自分が一人で5〜9歳の子供3人を連れて行った。子供がいる方にはどれだけきついか分かっていただけると思う。
末っ子の身長が(靴を履いて)117cmを越えないうちは乗れないアトラクションがあって同じ金を払うのにもったいないので行かないと決めていたため、子供達はこれが初めてのディズニー体験で、自分も子供が生まれてからは初めてなので約10年振りだった。開園の8時前にディズニーシーに着き、丸一日堪能する。

アトラクションに乗るのに忙しくてあまり写真を撮っている余裕がなくて、しかもほとんどがアトラクションの待ち時間に撮ったものだった。ファストパスを駆使してセンター・オブ・ジ・アース、海底2万マイル、タワー・オブ・テラーを午前中に回りカリプソキッチンで昼ご飯を食べたあとストームライダー、インディ・ジョーンズ、アクアトピアに乗る。


夕食をニューヨーク・デリで済ませて最後にレイジングスピリッツも乗ろうとファストパスを取ったのだが、実物を目の当たりにした長女と次女が泣き出してしまい、結局断念した。

お土産を買ったあと、日が暮れてきたのでファンタズミックを見るための場所を確保する。正面はすでに混んでいて無理だったので橋の上にして、子供達にゲームをやらせながら始まるのを待った。自分も夫ほどではないがディズニーに大した思い入れがないタイプだったのが、大人になってから友達と初めて行ったディズニーシーでこのショーを見て「ディズニーすげえ」と認識を改めたのだ。

子供達も、今日一日で一番心に残ったのは最後のショーだったらしい。帰りの電車の中で「凄かった。あんなの初めて見た」と何度もそのことを言っていた。翌朝になっても言っていた。食事中に3人が順番にトイレに行きたいと言い出したりアトラクションに45分並んでやっと乗れるという時になって次女がトイレに行きたいと言い出したりとこまめな水分補給が仇となって大変な思いをした初ディズニーだったが、子供達に楽しんでもらえて良かった。下の子達が絶叫系に乗れるようになったらまた来ようと思う。