絵本と馬肉

今日は朝から幼稚園の餅つき行事で臼に手を突っ込んで餅をひっくり返す係をやったあと、餅のこびりついた手で（餅はなかなか取れない）銀座へ。友達のT夫人と銀座のギャラリーでやっているエドワード・ゴーリー展を見に行った。

ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで

こういう絵本を描いている人で、自分は《酷い絵本を描く人》という認識でしかなかったのだが、絵本の他にたくさん展示されていたポスターやジャケットに寄せた絵が見ていると胸がざわざわする感じに魅力的で、大変素晴らしい時間を過ごせた。
雑貨屋と本屋を回ったあと、夕食は渋谷の道玄坂にある『ロッキー馬力屋』へ。http://www.rocky-barikiya.com/
T夫人が見つけてくれた馬肉のお店なのだが、前回予約せずに行ったら入れなかったので今度は2週間前に予約してきた。
日本酒を飲みながら馬刺しと生レバー（レバーは入荷しない日もあるので食べられてラッキーだった）、蒸し玉ねぎのアンチョビバター、そして焼肉と、美味しいお酒と馬肉と野菜を堪能する。人は本気で美味しいものを食べると頭が馬鹿になるようで、自分もT夫人もずっとニコニコしながら「美味しいね」ということ以外ほとんどしゃべらず肉を噛んでいた。


自分の写真の腕が悪いせいであまり美味しそうに撮れなかったのが残念だ。
最初、ブログを書こうとした時に「これ以上人気が出て予約も取れなくなったら困る」と店名を伏せようとしたのだが、「このブログにそんなに読者はいなかった」と思い直して店名を書いた。美味しすぎてしゃべれなくなるので打ち合わせなどには向きませんが、馬肉好きな方はぜひ行ってみてください。