やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

遺伝子

ieyagi2004-10-09

眼帯をした人の例


6時20分起床。曇り時々雨。朝食はパンとハムとトマトとキャベツのサラダ、牛乳とブルーベリーヨーグルト。牛人間の実家は早起きなので、自分が起きた時点でお父さん達は朝食を済ませたあとだった。
9時半、牛人間が両親と買い物に出て、自分は牛人間のおばあちゃんと二人きりになる。昔の出産の話を聞いた。おばあちゃんの姑は13人産んで、成人したのは8人だとか。その頃だと産婆も頼まずに自宅で出産していたらしい。産まれそうになると、うどん屋をやっている親戚に産湯用のお湯を持って来させ、自分でへその緒を切っていたそうだ。おばあちゃんの時代になると産婆を頼むようになったので、産んだ子はみんな無事に育ったとのこと。
そのあと息子と一緒にしばらく朝寝して、11時半、晴れたので息子と牛人間とで近所を散歩。瀬戸内海を見て来る。帰宅して昼食。焼きそばを食べた。
午後、近所で祭りがあったのでお父さんと牛人間と一緒に息子を連れて見に行く。ついでに近所の人達に息子の顔見せ。みんなに「可愛い!おじいちゃんにそっくり!」と言われ、お父さんは大変嬉しそうだった。
帰ってから息子をお母さんに預けて牛人間とドライブに出る。靴屋を見てからいつ行っても開いていないタコ焼き屋に行って、今回も開いてなかったので他のタコ焼き屋に行く。ちょうど焼いてるところだったので焼きたてを包んで貰い、近くの公園のベンチで食べた。向かいのベンチでは50歳くらいの男がラジカセから流れる曲に合わせてサックスの練習をしていた。
6時夕食。ご飯と焼き魚とほうれん草の胡麻和えと卵焼きとかまぼこと自家製のイカの塩辛とトロロ昆布の吸い物。牛人間は地元の友達が「子供が産まれておめでとう会」をしてくれると言うので6時過ぎに出掛けて行った。
今日は7時半にはお父さんが酔って寝てしまったためお母さんと二人で長話。趣味の手描き友禅の作品を見せて貰ったり、牛人間や牛人間のお父さんの話を聞く。牛人間のお父さんは幼稚園の頃、お絵かきの時間に手や足の無い人や眼帯をしている人ばかり描き、おばあちゃんは何度も幼稚園から呼び出されたそうだ。牛人間の行動がちょっぴり普通の人と違っているのは、お父さんの遺伝だったのかもしれない。
10時、息子が泣いて起きたので寝かし付け、そのまま自分も寝る。寝る前に日記書いて11時就寝。