やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

人見知る息子

ieyagi2004-11-20

観るはずだった映画


7時起床。晴れ。朝食はミートソーススパゲティ。洗濯をする。
今日は天気が良くて暖かいので息子の百日(大分過ぎているが)の写真を撮りに行くことにした。8月に牛人間の両親が来た時に家紋入りの着物を渡され、着せて写真を撮るように言われていたのである。タウンページで写真館を調べ、今日の午後に予約を入れてもらう。七五三の時期で混んでいたが空きがあって良かった。
予約の電話のあと、息子が丸3日うんこをしていないので、浣腸にチャレンジしてみた。尻の穴に綿棒を先を入れて刺激するのだが、やり方が下手なのか全然出ない。そばで息子の足を押さえていた牛人間が「可哀想で見てられない」と弱音を吐くのでそれ以上は止めておいた。息子自身は平然としていたが。結局浣腸して2時間後くらいに自然に出た。
息子の離乳食はニンジンとおかゆ。食べさせてから牛人間は買い物へ。自分は『逆転裁判3』で遊ぶ。牛人間が帰宅してから焼きそば(具は豚モツとキャベツと玉ねぎ)を作って食べ、それから身支度して息子を抱いて家を出る。牛人間は会社に寄る用事があるそうで写真館の前で待ち合わせることになった。
バスに乗って隣になったおばさんに「赤ちゃんの服って高いんでしょう」などと話しかけられる。「ブランド物じゃなければそうでもないですよ」と答えると、おばさんは息子の服を指して「そうよね〜。こういう普通の服でいいのよね」と言った。今日の息子の服は一応コムサイズムのベビー服(貰い物:よそいき用)であった。
写真館はドレスやタキシードを着た子供達で込み合っていた。牛人間と合流し、お店の人に息子の着物の着付けをしてもらう。それまでご機嫌で笑っていた息子が、お店の人の顔を見つめたまま急に泣きそうな顔になり、「?」と思っていたら火が点いたように泣き出した。人見知りが始まったらしい。昨日野良ヤギに会わせた時には大丈夫だったんだが。
息子が人見知っているので大変な苦労をして写真を撮る。おもちゃやくすぐりなどで無理やり笑わせたが、撮れた写真を見たら顔に涙と鼻水の跡がついていた。何枚かある中で1番マシなのを選び、引き伸ばしてもらうことにする。サービスで息子の足型付きの写真入りプレートを作ってくれると言うのでついでに頼んだ。
その後、バスと電車で帰る。5時帰宅。夕食は牛人間が買ってきた『肉のさいとう』のメンチカツとイナダの刺身。食後は牛人間が会社で借りてきた映画を観るはずだったが、食べながらビールを1本飲んだだけで牛人間は酔って寝てしまい、一人寂しく『逆転裁判3』をやって12時頃寝る。
体質だから仕方ないが、何でこんなに酒の弱い人間と結婚してしまったのだろうと思う。自分は酒好き(現在は禁酒中だけど)なので夫婦で酒飲んで話したり映画観たりしたかったんだが。まさかビール350mlで寝るほど弱いとは思わなかった。