やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

初雪?

ieyagi2005-11-08

妹がパソコンデスクを独占しているので、この日記は津軽塗りの座卓の上で書いている。光学マウスの反応が悪い。
6時半起床。今日は足がつらなかった。天気は晴れのち雷雨。母の話では、この日の深夜に雪も降ったらしい。
朝食、イギリストーストとミルクコーヒー。息子にはライ麦パンと野菜ジュース。それとリンゴと柿を剥いて食べる。食べながら母の苦労話を聞かされた。貧乏でボロい服を着て学校に通っていたら、根性の曲がった担任の先生が通信簿に毎回「身なりをきちんとさせて下さい」と書いてきたとか、祖母(母にとっての)は孫の中でも長男である母の兄ばかり可愛がり、年金で1人分だけ卵と牛乳を毎日買って兄に食べさせていて、しかもそれを買って来るのが母の役目だったとか、晩年ボケた祖母(母にとっての)が意地汚く家族の誰よりもたくさん飯を食っていながら「ウチの嫁が飯を食わせてくれない」と親戚に触れ回り、自分の母(母にとっての)が親戚の家の土間で地面に頭を付けて土下座させられるのを見たとか。昔の人は大変である。その上田舎で貧乏だと尚更大変だ。
午前中の晴れているうちに息子を連れて散歩へ。昨晩雨が降ったので滑り台が濡れていて、それをティッシュで拭いてやっているところに息子が滑り降りてきて蹴りを入れられる。息子の尻も濡れた。
しばらく遊んでからいつものようにスーパーに買い物に行く。今日はプリンとコーラとカルピスと食器用洗剤とのり弁当(母が夜勤なので夜食)と焼きそばとお好み焼き(昼食)を買った。
帰宅して息子にお好み焼きを食べさせて昼寝させる。それから母と妹と3人で昼食。焼きそばと母が買ってきたコロッケと昨日の残りのナメコの味噌汁を食べた。
食後、妹から借りた二階堂黎人の『稀覯人の不思議』を読み、4時半、息子と風呂に入ってからまた読書。5時半、息子が腹を空かせた様子だったので早めに夕食にする。昨日の鯛のフライと大根の煮物の残りと、母が総菜屋で買った稲荷寿司とコロッケと豆腐ハンバーグ、父が今朝作った鯛のアラの白煮。
食後は洗濯して本を読む。8時半に一旦息子を寝せてから11時まで掛かって読み終わった。この人の作品を読み慣れているせいか犯人やトリックが分かってしまい物足りなかった。
12時まで日記を書き、12時過ぎには寝る。