やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

4ヶ月検診

今日は娘の4ヶ月検診があり、保健センターに行って来た。この検診では体重や身長を測り、順調に発達しているかを医者に診てもらうのである。
娘は生後3ヶ月と3週間で寝返りをマスターしており(普通は4ヶ月〜6ヶ月くらいの間に出来るようになる)、自分としてはかなり発達が早い子だと思っていた。よく飲むしよく寝るし、何の問題も無い子だと思っていた。
しかし、Mr.オクレを若くしたような顔の医者は、「首の据わりが不安定なので、来月再検診します」と言った。娘は、発達が遅い子のための再検診を受けることになったのだ。
首が据わるのは普通は寝返りの前の段階である。だから自分は娘の首が据わっていないとは思ってもみなかった。医者に言われて注意して見ると、少しグラついているようにも感じる。
発達の遅い子というのは、単に「ちょっとのんびりしている」のだったら良いが「障害のために発達が遅れている」可能性が考えられる。だから検診の時にそういう子は目を付けられ、再検診をして経過を見ていくのである。他の親子達が検診を終えて帰る中、別室に連れて行かれ発達を促す乳児のための体操を教わった。
帰宅して娘に体操をさせながら、もしもこの子が障害児だったらと不安が増幅していく。障害児は手が掛かるから3人目を作るどころじゃないかもしれない。そういえば娘は自分に似て頭も尖っている。普通は首が据わってから寝返りをするはずなのに寝返りを先に出来るようになったのはどこか異常だからではないか?
何度か体操をしたあと、娘の首がどれくらい据わっていないのか確かめてみた。赤ん坊を仰向けに寝せた状態から両腕を引っ張って体を起こし、その時に首が後ろにガクンと倒れないで一緒に起きるか、というのが首据わりの判断基準なのだが、娘は何回やっても首がきちんと起きるのだが、再検診になったのはMr.オクレの誤診じゃないのか?