やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

満来飯2杯目

8時起床。晴れ。朝食はトーストとハムとスクランブルエッグ。
今日は牛人間と子供達とで、弘前に行くことになった。野良ヤギは母親と出掛けるとのこと。
まずは三内丸山遺跡へ。牛人間が昨日食べたイノシシ串を気に入り、「10時のおやつにイノシシ丼を食べよう」と言い出したのだ。イノシシ丼を食べるためだけに三内丸山遺跡へ行き、ついでに縄文シアターを見ようとしたら息子が騒いで30秒で会場を出てきたり、縄文ギャラリーで縄文人の服の着せ替えゲームをしようとしたら息子が隣でゲームしていた小学生の邪魔をしたので謝ったりする。
売店でお土産買ってリンゴ酢を飲んで弘前に向かう。まずは、また『満来』で昼食。牛人間はいつもどおり満来飯を頼んだが、自分は五目タンメン(という名前だったと思う。多分)にした。
食後、土手町の『青い花』で母への土産にスイートポテトを買う。牛人間は車で待っていたのだが、スイートポテトを片手に「おまんたせいたしました!」と言いながら車に乗り込むと牛人間はちょうど電話中で、自分のお茶目な挨拶が丸聞こえになったと思われる。
そのあとは、その電話の相手である牛人間の学生時代のバイト先のおじさん宅へ。自分は初めて行ったのだが、田舎の旧家という感じで古くて広くて、賞状や感謝状がたくさん飾ってあって仏壇がでかかった。牛人間の学生時代の話になり、「今も相変わらずあんな感じ?」と聞かれ、「あんな感じです」と答える。その家には8歳の男の子がいて、息子と遊んでくれていた。隣の部屋から息子の「ちょき!ちょき!ちょき!ちょき!」という張り切った声が聞こえてきたので慌てて見に行くとやっぱりハサミを手にしており、取り上げて高い所に仕舞って貰った。全く目が離せない。
ケーキを出してもらった上にメロンやオレンジなどの果物をお土産に貰い、見送られて帰る。8歳の男の子はまだ息子と遊びたかったらしく、牛人間に「(息子が)まだ遊びたいみたいだよ」というメモを手渡していた。あまりしゃべらない、シャイな少年なのである。
青森には5時に帰宅。夕食は寿司だった。風呂のあと子供達を寝せて、妹の『銃夢』を読みつつ野良ヤギや牛人間と話したり。今日は妹が「明日休みだから仕事終わったら帰る」と言っていたのだが、12時に仕事が終わったそうで、待ってられないので先に寝る。1時就寝。牛人間は遅くまで『銃夢』を読んでいた。