やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

おばあちゃんを囲む会

4時45分起床。晴れ。暑い。ネットのニュース見てブログ更新して朝食に茹でたトウモロコシ1/2本とトーストと牛乳。その後は資料本を読みながら使えそうなネタのピックアップ作業。父は自分が起きた時にはもう起きて明日の釣りのために天候を調べていたが、6時前に「墓の掃除をして帰りに整体に寄ってくる」と言って出て行った。
8時まで仕事し、子供達が起きてこないので起こす。朝食はトーストと野菜パンとチーズと牛乳。食べ終わってから牛人間とビデオチャットをさせる。息子、電話ではよく話すのにビデオチャットではパソコン画面に自分の顔が映っているのが気になるらしくあまり話さなかった。
チャットは30分くらいで終わり、その最中に父が帰って来た。チャットのあと、息子が牛人間に会いたいと半泣きで外に出て行こうとするので困っていたら、昼過ぎに到着すると聞いていた野良ヤギがまだ9時半なのに帰って来た。時間を相当読み間違えていたらしい。そして連絡を入れるのも忘れたらしい。
野良ヤギだけならまだ良いが昨年野良ヤギと結婚したばかりの王さんも一緒なので、慌ててパジャマから着替えてリビングに掃除機をかける。とりあえずぐずっていた息子の気が逸れたことだけは助かった。野良ヤギから息子と娘に服をお土産に貰い、せっかくなのでパジャマからそれに着替えさせる。そこに毒舌で夜勤明けの母が帰って来て、子供達の服を「暑苦しい服だね」などと野良ヤギ達の前で発言(貰い物だと気付かず)し、場を凍りつかせていた。
そのあと母は仮眠。残りのメンバーでショッピングセンターへ買い物に出掛け、夜に飲む酒やつまみを買って来る。買い物の間、自分は子供達を子供広場で遊ばせていたのだが、息子が同年代の男の子にしつこく「一緒に遊ぼう」と言いながらも無視されたり、手を繋ごうとしてそれを振り解かれたりしていて親として胸が痛んだ。息子は牛人間に似て明るく積極的だが、自分に似て粘着質で相手の気持ちを考えないためか同年代の子供と遊ぼうとするとよくこんな扱いをされている。自分が育児の相談をしていた保育士は「このくらいの年の子供はそういうことを繰り返して友達との関わりを学んで行くものだから、見ていて辛いでしょうけど我慢して見守らないと」と言っていた。見ていて辛いのもそうだが、自分としては息子がそんな目に遭うのが「何か障害のせいだったらどうしよう」という心配がある。実際、息子以外の子供達は初対面でも仲良く遊べていたりするのだ。
息子のフォロー(相手の子供やお母さんに謝ったり)でくたびれているところに父達が買い物を終えて戻ってくる。家に帰って来たのが12時くらい。昼食は焼肉と生野菜のサラダ。昼から飲み、食後はみんなで昼寝をする。娘は寝たが息子が起きていたので自分はその相手をしつつ資料本を読み、30分くらいウトウトした。
3時過ぎ、子供達におやつに野菜パンと牛乳を与え、それからシャワーを浴びて着替え。今日はグループホームに入っている認知症の祖母が外泊許可を貰って家に帰ってくるので、親戚が集まって祖母を囲んで食事会というか飲み会をするのだ。酒やお土産やつまみを車に積み、自分と子供達と母だけ先に近所にある祖母の家に向かう。
すでに親戚はほぼ集合していた。自分の年下の従弟妹(小学生と中学生)も来ていて、うちの子供達の遊び相手をしてくれた。祖母に久し振りに会って挨拶。一応孫の顔は覚えてくれていたようだ。近々3人目が生まれることも分かっていて、「子供が3人もいたら大変だ」と言っていた。6人も子供がいた祖母はどれだけ大変だったんだろう。
父や野良ヤギ達も到着し、6時過ぎから宴会が始まる。料理は仕出し弁当だがとても旨かった。刺身や煮物や焼き魚やエビフライなど食べ切れない程食べる。そのあとは親戚と子供のことや祖母のことを話し、9時半、祖母が寝てしまって、子供達も眠そうになってきたので野良ヤギ夫妻と一緒に先に家に帰る。他のメンバーはまだ飲んだり麻雀したりしていた。
帰宅後は途中のコンビニで買ったアイスを子供達に食べさせてから歯を磨いて寝かしつけ。子供が寝たあとは野良ヤギ夫妻と、ちょっと遅れて帰って来た母と4人で飲む。12時くらいまで子育てのことや昔のことを話して寝た。