やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

本当に何のもてなしも出来ませんで

7時20分起床。朝食はフランスパンにタラコが乗った惣菜パンとハムと牛乳。
朝食、娘も少し食べたが、しばらくして吐いてしまった。ゲロの始末をお母さんが手伝ってくれる。そのあと掃除機をかけようとしたら、「私、やること無いからやります」とお母さんがさっさと掃除機をかけてしまい、自分はやることが無くなったので何となく床を水拭きしたりする。お客様にゲロの始末をさせるは掃除をさせるはで本当に自分は大人としてどうなんですかね。
昼食はご飯と、お父さんが作った玉子焼きと、そしてお父さんがわざわざ漬けて持って来てくれた鰆の西京焼き。大変美味しかった。食後、牛人間が加湿器が欲しいと言い出した。するとお父さんが「ほんなら買って来よう。ついでに脱衣所に脱衣カゴが無くて不便そうだからそれも買え」と言い、買い物に行くことになった(ちなみにこういう場合、牛人間の家ではお父さんがお金を出してくれることになるらしい)。自分は娘が寝ているので留守番をしているつもりだったのだが、お母さんが「私が留守番しているから行って来なさい。家ヤギさんも一緒に選んだ方がいいでしょ」と言われて結局一緒に行った。お客様に食事の支度をさせて家具家電を買って貰って留守番までさせて、自分はかなり末期状態のような気がする。
お父さんと牛人間と息子と一番下の娘と自分とで電器屋やホームセンターや家具屋を回る。脱衣カゴはサイズの合うものが見つからず、結局加湿器だけを買って帰って来た。夕食は牛人間が作ったハンバーグとお父さんが作った肉うどん。遅くなったので風呂は夕食のあとに入った。
夕食の前、お父さんに電話があったのだが、お父さんの叔母さんが亡くなって今晩が通夜だという用件だった。予定では明日の夕方の新幹線で帰るはずだったのだが、葬式に間に合うように始発の新幹線で帰ることになる。風呂のあと、自分の運転で最寄のJRの駅に行ってみどりの窓口で切符を買い直し、21時半に帰って来て子供達を寝せながら自分も寝る。