やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

プロットを無視しないこと

昨日送り直したプロット、担当さんが大急ぎで見てくださって、今日OKが出た。シナリオと平行して2ヶ月近く取り組み続けていた仕事だったので、本当に肩の荷が下りた。
プロットをきちんと文章化して書く、ということを今まであまりしたことが無くて、しかもこんな長い話も初めてで、かなり苦労した。だが、プロットを書くとそれを今後はシナリオに起こせばいいのだから、シナリオ書く時にそんなに考えなくて済むというのは気が楽だ。
漫画家さんでも、いきなりネームに入る人と、綿密にプロット立ててからネームに起こす人がいるみたいだが、自分は今後は後者のやり方に変えようと思う(というか作風的に絶対そっちの方が向いてるのに、面倒だからといきなりシナリオを書いていただけなのだ)。
ところで、今すでにシナリオに起こし始めたのだが、あんなに一生懸命書いたプロットが、シナリオに入って乗って来ると「基本的にこの流れで行こう」くらいの扱いで、気付いたらプロットと全然違う物が書き上がってしまうのは何故だろう。