自分はどんな植物でも枯れさせる才能の持ち主で、酷い例ではサボテンを死なせたことがある。玄関前の庭（幅２０ｃｍ）に植えている花は土から生えているおかげでそこそこ死なずにいてくれるのだが、切り花だとあっという間に枯れる。水だってたまに換えてやっているのに、自分から何か悪い波動でも出ているのだろうか。それとも花瓶の水って毎日換えなきゃいけないものなのか。
そんな園芸失格な自分だが、玄関の靴箱の上に何か緑が欲しいと常々考えていて、たまに切り花を飾っては１０日も持たずに死なせるということを繰り返していた。鉢植えのものなら良いのかもしれないが、土の中でゴキブリが繁殖する可能性があるので家の中に土を入れるのは避けたい。
で、今日、スーパーの前の露店でこんなものが売られていたので衝動買いしてしまった。
“苔玉”というらしい。「苔が渇いたら水に１０秒だけ浸ける」という簡単な世話で、１年近く生き続けると露店のおじさんは言っていた。せめて１か月近くは死なせずに持たせたい。
ちなみに苔玉以外の我が家の唯一のグリーン。
“チランジア”というパイナップル科の植物で、２週間に１回、６時間くらい水に浸けるだけでいいのでもう１年近くトイレの小窓に元気で飾られている。自分のようなタイプの人にはお勧めだ。このように土が要らないのでゴキブリの巣になることも無い。
