やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

やられた息子

6時半起床。雨。今日も朝からバザーの会議があって、幼稚園で昼過ぎまで過ごした。昼食は作って来た弁当(チキンカツ・豚しゃぶの残り・モヤシナムル・卵焼き)。
会議が終わって長女と息子を迎えに行くと、息子の様子が明らかにおかしい。異常に沈んでいる。何かあったのかと聞くと、顔色を変えて「何もない。言えない」と答える。息子はお友達とトラブルになった時に、このように親に対してそれを隠そうとする傾向があり、無理に聞き出さなくても良いかと思ったのだが、見ると息子の両方のほっぺたが痣になっていて血も滲んでいる。息子は幼稚園で怪我をするほどのケンカをしたことは無い(と言うかケンカをしたこともほとんど無い)。
これは普通じゃないと思ったので、息子に強く「どうしたのか言いなさい」と問い質すと、息子は「Aちゃんがほっぺつねったよ〜。痛いよ〜」と急に涙をこぼし、泣き出した。Aちゃんというのは息子と同じクラスの女の子である。別に乱暴な子ではないし、これまで息子とトラブルになったことも(自分が知っている限りでは)無かった。
まだAちゃんは幼稚園にいたので、担任の先生に事情を話してAちゃんにどうしてそんなことになったのか聞いて貰う。Aちゃんによると「つねったら痛いかなと思ってつねってみたの」とのことで、よく分からないが遊びがエスカレートしてそういうことになったようだ(と先生は言っていた)。
Aちゃんは先生に注意されて息子に謝り、自分も先生に「きちんと見ていなくてすみませんでした」と謝られた。家に戻っておやつを食べて、息子の気持ちが落ち着いてから「嫌なことされたら、ちゃんと『やめて』って言わなきゃダメだよ」と言うと、「やめてって言ったけど、『少しぐらい我慢しなさい』って言ってやめてくれなかったんだよ」という泣ける答えが返って来た。本当に遊びがエスカレートしただけなんだろうか。苛められている気がして仕方がない。
夕食はジンギスカンとモヤシナムル。牛人間は19時半にしゃぶしゃぶ用の肉を買って帰宅し、自分だけしゃぶしゃぶを食べていた。風呂に入って子供を寝せたあとはネットしたり日記書いたりブログを更新したりして0時就寝。