やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

プレッシャーで吐き気がします

7時半起床。曇り時々晴れ。朝食、洗濯のあと、シナリオをちょっとだけ進める。昼食は焼きうどん。食後、スーパーへ買い物に行くついでに近所を散歩して来る。
家を出る時に郵便受けを覗いたら、小学館から『女囚霊』の単行本の発行通知が来ていた。開けてみると、元々聞いてた初版部数の1.5倍の数字が書いてある。野良ヤギに電話して聞いてみたがそちらにはまだ届いていないとのこと。何かの間違いではないのか。担当さんに確認してみよう、と話していたら、まもなく担当さんからメールが届いた。
発行通知の数字は間違いではなく、販売部の担当の方が「読んでみたら面白かったから(←※矢樹注:本当にそう書いてありました。嘘じゃないです)上乗せする」と初版部数を増やしてくださったそうなのだ。元々の初版部数ですら“全部売れても赤字”というありえないコストになっているのに、何という恐ろしいことをするのだろう。いや、印税貰う側としては大変ありがたいんですが。
しかしこれでまた増刷もかからず大赤字を出せば加藤山羊という作家は二度と単行本を出せなくなると思うので、「どうかたくさん売れて下さい。いっそ映画化の話とか来て馬鹿みたいに売れて下さい」と祈るばかりだ。後々販売担当さんの責任が問われるようなことになりませんように。
午後はシナリオに必要になった資料を読む。夕食は牛肉とニラのオイスターソース炒め。風呂に入って子供を寝せたあと、前の職場の先輩からメールアドレス変更の知らせが来たので返信ついでに近況のやり取りなど。去年生まれた赤ちゃんの写メを貰ったのだが、もう普通に立ち上がれるようになっていて感慨深かった。その後、シナリオ進めて0時就寝。