やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

吉祥寺→阿佐ヶ谷へ

7時起床。晴れ。ゴミ捨てして子供達を起こして朝食を与えたあと、昼に行くつもりのレストランの地図をプリントアウトする。ついでにメールチェックしたら同級生からマイミク申請が承認されていた。拒否されなくて良かった。
8時過ぎ、牛人間を起こしてあとのことを頼んでまずはクリニックへ向かう。受付だけ先に済ませて近くのドトールで朝食にミラノサンドBセット。それからクリニックに戻って資料本を読みながら待つ。9時半くらいに診察の順番が回ってきたので最近の様子を話し、いつもと同じ薬を処方された。
薬局で薬を受け取ってから電車で新宿へ。待ち合わせは吉祥寺だが時間に余裕があったので新宿の大型書店を覗いてみることにした。しかし残念ながら『女囚霊』は棚の目立たない場所に2冊だけという状態だった。一応まだ新刊なのにこの扱い。カーストの低い作家の本なんてこんなもんなんでしょうね。2冊も置いて貰えただけありがたいと思わなければ。
12時、待ち合わせ場所の吉祥寺駅でなじゃさんと合流。印刷してきた地図を見ながら『カフェ・リゴレット』に向かう。

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エビのジェノベーゼパスタのランチセットを頼み、昼からワインを飲んだ。美味しい料理とお酒でさっき大型書店で受けたダメージが少し癒された。そしてそのあと吉祥寺のBOOKSルーエ様でPOPを飾って貰えた上に前作の『イノセントブローカー』まで置いて貰えているのを見てダメージが完全に消える。

嬉しくてお礼にたくさん漫画を買った。
その後、雑貨屋やインテリアの店を見ながら吉祥寺を歩き回り、16時くらいに阿佐ヶ谷へ移動。阿佐ヶ谷駅前の書楽さんでは『女囚霊』が平置きされていて、しかも第1話だけ読めるようにビニールをかけた見本まで作ってくれていて感激した。後日POPを送らせて貰おうと思う。とりあえずお礼にまた漫画をたくさん買った。
茶店に入り、商店街のお祭りの太鼓の音を聞きながらなじゃさんに最近のことを話す。自分は仕事関係で色々とテンションの下がることが起きて主に愚痴を聞いて貰う感じになってしまったが、話したら大分すっきりして前向きになれた。それについてのアドバイスも貰えたので、次に同じようなことが起きたらそのように対処しようと思う。
なじゃさんという人は6年前に自分が校正のバイトで入った会社で知り合った一般人の方なのだが中身が非常に一般的でない女性で、旦那さんは大人気となっているネットラジオ番組の構成作家をされている。なじゃさんもその仕事のお手伝いをしている関係で一部で「T妻」と呼ばれる有名人となっており、Twitterでもフォロワーさんが自分の5倍近くいるのだ。『女囚霊』の発売に際してはTwitterでかなり宣伝してくださり(実際その宣伝のおかげで買ってくれた人が多数いらっしゃった)、友人としてだけでなく加藤山羊としても非常にお世話になっている人なのである。
茶店を出たあとは服屋さんを覗いたり、てもみんで足を揉んで貰ったり。そしていつもの『じげもん』に入る。なじゃさんの旦那さんも合流し、レバー炙り、ハモ天、チョリソーなど美味い物を食べながらビールと獺祭(だっさい)を飲んで、主に地方の話で盛り上がっていた。青森と秋田の十和田湖を巡る確執について熱く語り過ぎてなじゃさんの旦那さんに古典ミステリ(次回作でネタにするので)について教えて頂くのをすっかり忘れていたが、とても楽しい夜だった。Tご夫妻、本当にありがとうございました。
22時過ぎまで飲んで、駅まで送って貰ってお二人にお礼を言って帰る。運良く座れたので今日買った『ぼのぼの』を読みながら横浜まで。0時に帰宅して風呂に入ったあと、酔い冷ましに水を飲みつつ牛人間に今日のことなど話し、1時半就寝。