4月に入ってからだんだん仕事のペースが掴めてきて心に余裕ができたので、今書いている長編と同時進行でもう1本小説を書いてみようと考えていた。自分は現在作家としてかなりフリーな身分（無職）で、どこからも原稿を依頼されていないので、営業活動をしなければいけないのである。
漫画の営業なら一応キャリアがあるので普通に持ち込みができるのだが、自分は《受賞歴なし/一冊だけ出した本が売れなかった》という底辺以下のポジションの作家であるため、何の付き合いもない出版社にはちょっと持ち込みがしにくい。なのでコミュ力ゼロで気の小さい人間でも可能な、新人賞に投稿するという形で営業をすることにした。
色々と小説を募集しているところを調べていたら、自分の大好きな作家さん達が審査員をしている新人賞があったので、ちょっと応募締切が近くて慌しいがチャレンジしてみようと思う。ミステリーの2作目と平行して長編を書くのは大変そうなので、まずは短編部門に応募することにした。幸い漫画でやるには微妙に長すぎて寝かせていたネタがあったので、プロットはすぐ作れそうである。
ということで、短編を始めることになりました。長編と掌編しか書いたことがないので勝手が分かりませんが頑張ってまいります。
