やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

『毒になる親』ってやつですか

次女の頬に出来た乳児湿疹、市販の薬を塗っていたが良くなったり悪くなったりでダラダラと消えず、ここ1週間くらいは黄色い汁が出てきて大変なことになってしまった。病院に行くと強い薬を出されるのでは・・・というのが不安でこれまで受診を避けていたのだが、こんなに酷い状態は初めて見たので恐ろしくなって小児科に行く。
医者は「こうなる前に診せて欲しかったなあ。ここまで来ちゃうとステロイド入りの薬を使わないと簡単には治らないんだよ」と言った。ステロイド入りの薬というのが、まさに自分が使いたくなかった“強い薬”というやつなのである。出して貰ったのはステロイド系の中でも一番弱いレベルのもので、とりあえず3日間だけ塗って、再度受診することになった。
自分は医者とか薬があまり好きではない(薬を飲むと動物として弱くなっていく気がする)タイプで、青森で暮らしている間、鼻風邪をひいたうちの子供達を病院に連れて行かなくてもいいと言って、母に「それでも親か」と非難されていた。こんな愚かな親のところに生まれたばかりに顔面から黄色い汁を出すことになってしまい、次女には申し訳ない気持ちである。