やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

はじめてのおもてなし

6時半起床。晴れ。朝食はトースト、トマトポタージュ、みかん、ミルクコーヒー。洗濯して、子供達が朝食時にこぼしたパン屑を掃除機で吸ったあと息子を送り、その足でバスに乗って区役所へ向かう。
今日は臨床心理士が開いている“子育てに困っている人達”のための講座があり、うちも息子の発達のことで保健センター相談している関係で案内状が来たのである。案内状を貰った時点では息子の状態も落ち着いているし、別に行かなくても良いかと思ったのだが、先日幼稚園でお弁当をひっくり返された件で、やっぱり行こうと考え直した。
バスを降りて、駅のトイレに長女を連れて行ったら便器に大量に紙のようなものが詰めてあって入れなかった。他の個室もそうだったようで、隣の個室から出てきた70歳くらいのおばあさんが「これ、大人用おむつが詰めてあるのよ。こういうことするから年寄りってみんなに嫌われるのよね」と怒っていた。
講座では子供が「出来るようになって欲しいこと」を一つ挙げ、それが出来るようになるまでの細かいステップを書き出していく、ということをやった。子育て相談のようなものを想像していたのだが、「親が子供への接し方を考える手助けをする」という感じで、これはこれでためになったと思う。
昼食は区役所の近くのマックでチキンフィレオセット。長女に今日初めてハッピーセットというのを注文してやった。おまけのキティちゃんのおもちゃを貰ってとても喜んでいた。駅からバスに乗って1時帰宅。バスで次女は昼寝してしまったので、寝ているうちに片付けと掃除の最終チェックをして、時間になったので息子を迎えに行き、お友達とお母さん達を連れて帰ってくる。
お母さん達にお茶とお菓子を出して、子供達のジュースとお菓子を用意して、次女がお兄ちゃん達の遊びを邪魔するのを阻止して…という感じで忙しく立ち働いていたら、お母さん達と落ち着いて話すことが出来なかった。1時間ちょっと過ぎて、ふと見るとお母さん達に出したお菓子が全然減っていない。ホストである自分が動き回ってばかりでお菓子にも手を付けていなかったので、遠慮させてしまったのだろうとやっと気付く。おもてなし初心者はこういう当たり前の気遣いが足りないのだ。
その後はなるべく座って話すように心掛けたが、子供達のおやつやジュースのお代わりを足したり、次女がお兄ちゃん達のジュースをひっくり返そうとするのを阻止したりで、やっぱりあまり落ち着いていられず、お母さん達には何だか申し訳ないことになってしまった。子供達にはベランダを走り回ったりロフトを走り回ったりと、かなり楽しんで貰えたと思うのだが。
4時半くらいにお友達が帰る。息子、「まだ遊びたい」と泣いて怒って大変だった。壁を蹴ったりおもちゃを投げたりして暴れた挙句、八つ当たり気味に親に向かって「バカ」と言い、その瞬間自分の表情が変わったのを見て即座に「バカって言ってごめんね」と謝っていた。
夕食は昨日牛人間に大量に作って貰っておいた(←今日は夕食の支度をする余裕が無さそうだったので)マーボー豆腐でマーボー丼。それと豆腐と椎茸のオイスターソース炒めの残りときんぴらごぼうの残り。食後は風呂に入って子供達を寝せてWiiFitして日記書いてブログ更新する。牛人間は23時帰宅。0時15分就寝。