やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

7/5のこと

とても良い天気だが、子供達が朝7時半に起きるなり『ポニョ観る』と言い出し、遊びに行くタイミングを逃す。午前中はポニョを観せておいて、自分は『死者の書

死者の書 (創元推理文庫)

死者の書 (創元推理文庫)

を読んでいた。昼食は石窯工房のピザにきんぴらごぼうとウインナーを更にトッピングして焼いて食べる。
食後、自分は次女を昼寝させつつ『死者の書』を読んでいたら寝てしまい、3時間も目を覚まさなかったので気づいたら夕方だった。その間に牛人間は息子と長女を連れて自然公園に遊びに行ったらしい。一緒に寝ていた次女を起こして、夕食までに『死者の書』を読み終わる。ラストがカッコ良かった。
夕食は牛人間が鯛を刺身にしたので、それときんぴらごぼうと白いご飯を食べ、それからスーパーにアイスや酒のつまみを買いに行き、帰宅して風呂に入って子供を寝せたあと、今度は『破壊者ベンの誕生』
破壊者ベンの誕生 (新潮文庫)

破壊者ベンの誕生 (新潮文庫)

を読み始める。昼間寝たせいで全く眠くならず、明日は普通に幼稚園があるのに2時まで掛かって読了。「子供がたくさん欲しい」と考えた若夫婦が自分達の経済力や子育ての手間を考慮せず次々と子供を作って行って、その結果…という感じのストーリーなのだが、10年以上前のイギリスが舞台のお話なのに現代の日本で子育てしている自分の気持ちを塞がせるほど、活き活きと、家庭が崩壊していく様が描かれている。あまりのリアルさに家族とか子育てへの希望を失いそうになった。