やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

かけっこのれんしゅうをしました

今日は晴れていてとても暑かったのだが、息子が運動会に向けて「かけっこの練習がしたい」と張り切っていて、それに付き合うことになった。先日「練習しても(一等に)なれないよ!!」と泣いていたのに、何か牛人間に上手く丸めこまれたらしい。息子をやる気にさせた張本人である牛人間は「夕食に栗ご飯を作るから」と大量の栗の皮を延々剥いていたので、自分が行かなければならなかった。
近所の公園の散歩コースで、息子に速く走る練習をさせる。小さい子供というのは「腕を大きく振るんだよ」と教えても、なかなか言われた通りには出来ない。字を書くのを教えた時もそうだが、自分は言われた通りのことがすぐに出来ない人に物を教えるのが苦手で(←こんな人間が上司だったら最悪ですね)、教えているうちにだんだんイライラしてきた。だが息子は「僕、さっきよりも速く走れるようになったよ! ちゃんと練習したから!」と嬉しそうに頑張っているので、イライラを一切顔に出さないように苦労しながら「本当だね。だんだん速くなってるよ」と励まし続けた。
40分近く息子と一緒に散歩コースを走って、特に速くなったとかフォームが良くなったなどの成果は見られなかったのだが、息子が「もうこんなに速くなったからジュース飲んで帰りたい」と言うのでジュースを飲んで帰った。たくさん運動したので夕食の栗ご飯とサンマがとても美味しかった。