やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

子育てしてるとそれは色々ありますよ

4時45分起床。晴れ。6時半まで小説を書く。上の子達を幼稚園に送ったあとは、いつも行っている障害者施設内の子供広場へ次女を連れて出掛ける。
息子と同じ年の男の子がいるお母さん友達と久し振りに会った。違う幼稚園に通っているのだが入園後も時々一緒に遊んでいて、お互い下の子がいるのでこの子供広場で会うことも多かったのだが、彼女がしばらく顔を見せなかった。「どうしてた?」と声を掛けたら、「今うち、大変な状態なんだ」と暗い顔で言う。その息子と同い年の男の子に発達障害の疑いがあると言われて、今度専門機関に面談に行くそうなのだ。
その専門機関はうちの息子が前に診察をして貰ったところhttp://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20091020で、その話を彼女に以前伝えていたので、自分にはこの話をする気になったらしい。「まだ結果が出た訳じゃないし、私も全然受け入れられない状態だから、幼稚園にも他のお母さんにも誰にも言えなくて」と言われた。彼女が相当参っている様子なので、子供広場に常駐している(自分も以前から息子の発達の相談をしていた)保健士さんに話を聞いて貰った。
今日、初めて不安な気持ちを人に話すことが出来て少しは楽になったんじゃないかと思うが、多分結果が出てそれを受け入れられるまでが一番辛いのだと思う。もちろん問題が無い、という結果が出るかもしれないが、それがはっきり分かるまでには非常に時間が掛かるのだ。
なるべく今後、彼女と顔を合わせる機会を作って、話を聞くくらいしか出来ないがちょっとは支えになれたらと思う。実は、そういう自分も来月その専門機関に息子の2回目の診察に行かなければならず、何だか気が重い状況だ。行けば色々息子への接し方のアドバイスが貰えるし、息子の成長具合も聞けて助かるのは間違いないのだが、幼稚園が春休みなので下の子二人を連れて行かなければならないのが面倒臭いのである。
帰りにスーパーで買い物して12時半帰宅。昼食に惣菜コーナーで買ったメンチカツとカニクリームコロッケと、昨日作ったマカロニサラダを食べたあと、チーズケーキを焼く。明日、息子と娘がバレンタインデーにチョコを貰ったお返しをしなければならないのだ。

上の子達を迎えに行ったあと、プレゼントにする分を取って置いて残りをおやつに食べる。その後は小説を書く。夕食は子供達は今日もカレーとマカロニサラダ。自分はカレーが少なくなったのでご飯と肉(豚バラ薄切りを炒めて源たれで味付けしたもの。これをカレーに乗せて食べていた)だけにして、椎茸ににんにく味噌を塗ってマヨネーズとチーズをかけてオーブンで焼いたのを食べた。非常に旨かった。
今日は牛人間が19時に帰って来て子供が寝たあと映画を観ることになったので、夕食のあとは子供にホワイトデーのプレゼントに付けるお手紙を書かせてチーズケーキと市販のクッキーや飴をラッピングし、急いで小説を書く。今日はトータルで12枚進んで378枚(原稿用紙換算)になった。風呂に入って子供を寝かしつけたあと、ペドロ・アルモドバルの『キカ』

キカ <ヘア無修正版> [DVD]

キカ <ヘア無修正版> [DVD]

(↑ヘア無修正とかわざわざ強調しないで頂きたい)を観る。ジャンルは多分サスペンスなのだが、出て来る人達がみんなどこかおかしいし、起こることもおかしい。好みのど真ん中の映画だった。主人公の女がうつみ宮土理に似すぎなことを除けばテレビリポーターの女もメイドも素晴らしく良いキャラで、今のところアルモドバルは外れが無い。他に観てない作品をチェックしておこう。23時就寝。