やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

区民柔道大会

今日は通っている道場が参加する柔道大会があり、子供達と一緒に出場した。
午前中は小学生の試合で、兄妹それぞれが学年別のリーグ戦に出た。全部の学年が同時進行で試合をするので、観戦する親は応援とビデオ撮影に大忙しだった。
まず3年生の長女が不戦勝一勝のみで、あとはオール一本負けする。

いつになく真剣な顔の長女。自分より小さい男の子と当たったが上手に転がされてしまった。

4年生の息子はこの写真の相手には抑え込まれて負けたが、このあと女の子相手になんとか大外刈りで一本勝ちし、初勝利を収める。正直、4年生から始めたのでは試合では勝てないだろうと諦めていたので(試合には大体低学年からやっている強い子が出てくる)、ちょっと泣いてしまうほど嬉しかった。興奮していたので写真を撮る余裕はなかった。

続いて1年生の次女も技有りを二つ取って合わせて一本勝ちの初勝利。3人全員がなんとか一勝ずつできて(長女は微妙だが)、親としては兄妹平等な感じに終わってありがたかった。兄妹の中で自分だけ勝てなかったら絶対に拗ねるだろう。
午後からは中学生、高校生、一般の試合が始まる。女子の部は自分の他に中学生の女の子が一人出ていただけで、勝った方が優勝という試合だった。中2の可愛らしい女の子は自分より体格が良くて力が強くて技術も経験年数も全てが格上で、どうにか瞬殺はされなかったが大外刈りで倒れたところを抑え込まれて一本負けした。家族の中で一人だけ一勝もできなかったが、大人なので拗ねたりはしなかった。
37歳で柔道を始めた中年が、いつか現役柔道部の自分より二十歳近く若い女の子達に勝てる日は来るのだろうか。