やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

3/14のこと

7時20分起床。曇り。洗濯してゴミ捨てして息子の弁当を作る。
3日前、息子が《大工作戦》と書かれたメモを渡してきた。

友達と一緒に木工をして遊ぶという計画らしい。みんなで文教堂にコロコロを買いに行ったり、「ねんど人形を作って森にさしに行く」という謎のイベントもあってコンセプトがよく分からないのだが、要は男子4人が家の前で大工っぽいことをしつつ一日遊ぶつもりのようだ。
木工の材料と道具は事前に用意しておいたので、弁当を渡して集まった男子達に「騒がない・金槌を振り回さない」などの注意を与えたあと、夫に留守を任せてバイクで家を出る。相変わらず「あいの結婚相談所」27話のアイデアが出ないので、気分を変えて喫茶店でプロットを考えてみることにした。今回は単行本にする時に最終話となる(1巻に9話ずつ収録されるため)回なので、節目になるような王道のストーリーにしなければならず苦労している。
モーニングを頼んで2時間くらい粘ったが王道には遠いトリッキーなアイデアしか浮かばず、昼時で店も混んできたので諦めて外に出る。喫茶店の近所をウロウロ歩きながら考えて、ようやくストーリーの根幹部分は決められたが、いつも3つは入れようと心がけているどんでん返しが2つまでしか浮かんでいない。あと一歩のところだが、14時を過ぎてお腹が空いてきたし息子達の様子も気になったので、セブンイレブンでグリルチキンパスタを買って一旦家に戻る。
帰ると男子達が家のベランダで丸くなってゲームをしており、その横で近所の同級生の女の子がうちの娘達と遊んでくれていた。そして椅子が一つ完成していた。

とりあえず平和なのを確認し、遅い昼食を済ませたあと、どんでん返しのネタを考える。アイデア帳を何度も見返して使えそうなネタを書き出していくが、やはり上手くはまらない。一休みして本を読んだり、夕飯の下ごしらえなど少し仕事から離れたことをして、息子の友達が帰ってから夕方にもう一度散歩に出る。暗くなった住宅街を30分近くうろついていたら、ようやく何かが降りてきて浮かんでいた要素があるべき箇所にはまり、プロットが完成した。苦しんだ甲斐あって、これは相当面白くなるのではないかと思う。
18時半、帰宅して夕飯を仕上げる。今日は簡単に中華丼にした。風呂に入って日記書いて子供を寝せたあとはビール飲みながら借りてあった映画『ソウルガールズ

を観て、録画の『探偵ナイトスクープ』観て1時半就寝。