やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

長女公立高校入学試験

5時20分起床。弁当を作って高1息子と今日が公立入試の中3長女を起こす。中1次女は6時半に自分で起きてきた。ごみ捨てしてメルマガを書いたあと長女を励まして送り出し、筋トレして掃除機がけとトイレ掃除をする。

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洗濯して朝食に鯛の刺身の残りを鯛茶漬けにして食べ、いつもどおりコーヒーを淹れて仕事をするはずが、今頃長女が試験を受けていると思うと気持ちが落ち着かない。Clubhouseの《仕事の前に10分だけ話しましょう》という部屋で女性ライターさんとおしゃべりしてから、しばらく止まっていた長編ミステリーの執筆を再開する。

別の仕事の締め切りが続いて2か月近くも原稿を放置していたため、前に書いたところを直したくて仕方がない。そして直すのは書くよりも時間がかかるので、なかなか前に進まない。

昼まで修正をして、大雨の中、徒歩で外出。郵便局で粗大ごみに貼るシールを買う。混んでいたので順番を待っていると、畳んだ傘を手に持ったおばあさんが入ってきた。

郵便局の玄関には傘立てが置かれている。傘を持ったおばあさんは窓口の前の椅子に座った。すると隣に座っていたおばさんが「濡れてるよ!」と怒鳴った。

おばあさんは「前にこの郵便局で傘を盗られたことがあるから自分で持っていたい」と説明をした。おばさんは「椅子が濡れてるって言ってるの!」とまた大きな声を出した。おばあさんは「でも傘を盗られたら嫌だから」と動かない。

自分もあとで気づいたが、おばさんは《おばあさんの座っている椅子が雨で濡れている》(濡れた服で座った人がいたのだろう)ということを教えてあげていたのだ。だがその口調がやたら強いために、おばあさんは「傘を傘立てに入れなかったことを注意されている」と受け取ってしまっていた。苛々したおばさんが話を打ち切るまで、二人はすれ違ったまま同じやり取りを3回も続けた。

郵便局の用事を済ませたあとはスーパーで買い物して帰宅。冷蔵庫のおかずの残りで昼食を済ませたあとは今晩配信される『STORY LIVE』の告知をして、関係者用に送ってもらった「天神がえり」の朗読ライブの映像を視聴する。

徳井青空さんの朗読は想像していた何倍も怖くて、何度も鳥肌が立った。特にラストの一言の読み方がとても嫌で素晴らしかった。

そのあとはまた長編の原稿に取り掛かる。今日は直しては書いて、という感じで結局枚数は進まなかった。

17時、試験を終えて帰ってきた長女の第一声は「虹出てたよ」だった。試験は「思ったより解けた」とのことで、そのあと塾で自己採点をしてきたのだが大きな失敗はなかったようだ。結果が出るのはまだ先だが、ひとまず良かった。

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夕飯は試験お疲れさまということでチーズ好きの長女が喜びそうなチーズタッカルビをホットプレートで作った。名前はなんとなく知っているが家で食べるのは初めてで、クックパッドのレシピどおりに作ったら大好評だった。みんな凄い勢いで食べていた。

夜は家族で『お笑い二刀流MUSASHI』を観て、子供が寝たあとは『スタンド・バイ・ミー』を読みながらワインを飲んで23時就寝

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