やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

『スイス・アーミー・マン』を観る

6時50分起床。昨日の分の日記を書いて洗濯機を回し、高2息子、中2次女を起こす。高1長女は自分で起きた。

洗濯物を干して朝食を済ませ、涼しかったので久々にコーヒーをホットで淹れる。Clubhouseのライターさんの朝会で今日やることを報告してから仕事を始める。

今週、体調を崩したり子供達を遊びに連れて行ったりで心身ともに疲れ気味でメルマガを溜めてしまったので、まずは3日分の日記をまとめて書いて配信予約する。その時点で昼近かったので、昼食に焼うどんを作って子供達と食べてから午後の仕事を始める。

書き下ろし長編の改稿。今月で仕上げるつもりなのだが、先週つまずいた箇所で同じように悩み出してしまい、なかなか先に進むことができない。どうにかその部分を直し切ったところで集中力が尽きて、そのあとはわざわざ腹の立つニュースの続報を調べたりと不毛なことをするうちに時間が過ぎてしまった。

せめて家事はしようと台所のシンクを磨いてから夕飯の支度。今日は親子丼にした。子供達に先に食べさせて、自分は惣菜などをつまみに晩酌をする。飲みながら漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』3巻を読み、それから気になっていた映画『スイス・アーミー・マン』を観た。

無人島に取り残された青年が流れ着いた死体を使って島を脱出し、故郷の町に帰ろうとする、という異様なあらすじを読んで観ることを決めたのだが、実際に映像を見ると、これ考えた人どうかしてる(褒め言葉)…と嬉しくなるような映画だった。

死体を演じるのはハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフで、タイトルの『スイス・アーミー・マン』はスイスアーミーナイフのように万能な死体だから、ということらしい。ふざけた設定だが決してふざけてばかりの内容ではなく、人の心を打つ映画だった。ここまでの説明を聞いて観たいと思った人にはきっと楽しんでもらえると思うので、ぜひ観てほしい。

映画のあとはベッドで資料本を読み0時就寝

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