やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

横浜の秘境でピクニック

6時に目を覚まし、しばらくベッドの中で資料本の続きを読む。7時に洗濯機を回して子供達を起こし、今日は川のある自然公園にピクニックに行く予定なので、レジャーシートや子供達のサンダルを揃える。

高1息子のサンダルだけがどうしても見つからず、靴入れやロフトのキャンプ用品を入れたカゴの中などあちこち探し回って、ようやく子供部屋の外のウッドデッキに転がっているのを発見した。

風雨にさらされて汚れていたのを洗って干してから朝食を済ませ、子供達と出かける準備をする。荷物を車に積んで家を出て、まずはコンビニでそれぞれ昼ご飯に食べたいものを買った(お弁当を作る気は最初からない)。

そこから車で20分ほど掛けて目当ての自然公園へ。住宅地の奥まったところにある広い公園なのだが、そこに向かう道が細くて一方通行が多く、運転するのが怖かったのでかなり手前のパーキングに停めて歩いて行くことにした。公園までの道のりにはかなりの急坂があり、車を置いてきたことを後悔したが、現役中高生の子供達は元気に駆け登っていた。

20分近く歩いて公園の入り口に到着。そこから川遊びができる場所まで森の中を歩いていく。途中から結構な獣道となり、虫嫌いの娘達がアブが飛んできたとかセミの死骸が落ちているとか騒いでいたが、どうにか目当ての渓流にたどり着いた。

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f:id:ieyagi:20210813090442j:plain《横浜の秘境》と呼ばれている穴場の公園で、自分達の他にいたのは子供を連れたお父さんと犬を連れた女性だけだった。途中の山道でもおじさん一人とすれ違っただけだったので、近所の人しか来ない公園なのかもしれない。

サンダルに履き替えて膝下くらいの深さしかない川で遊び(と言っても歩き回ったり水を掛け合うくらいだが)、満足したところで昼ご飯の食べられる広場へ向かう。

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山道の途中に木のテーブルと椅子が設えてあり、休憩ができるような広場となっているのだが、テーブルにも椅子にも落ち葉が積もっていて、誰も使っていないようだった。落ち葉を掃除して、持ってきたレジャーシートをテーブルクロス代わりにしてコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチの昼食を広げる。景色だけ見れば自然がいっぱいだが、すぐ近くにバイパスが通っているせいで車の音がずっと聞こえていて、なんとなく落ち着かない。

食べ終わったあとはまた山道を歩いて、入ったのと反対側の出口から出た。こちらは車を停めた場所から近く、10分掛からずにパーキングまで戻ることができた。スーパーで夕飯の材料を買って帰宅し、そのあとは夕方まで資料本を読んだり、昔読んだミステリーを読み返したりとのんびり過ごした。

夕飯は鰹のたたきと、きゅうりとわかめとシラスの酢の物を作った。それと昨日のチキンソテーの残りと。

夜は息子に買ってあげた『はたらく細胞BLACK』を3巻まで読み、再読のミステリーの続きを読む。そのあとはベッドで怪談本を読んで0時就寝

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