やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

エッセイと改稿とビーフシチュー

5時20分に起きて朝練に行く中2次女を起こし、弁当を作る。そのあと上の2人を起こしてからランニングへ。2.6km走ってきて掃除機がけをしてメルマガを書く。

洗濯と朝食を済ませてコーヒーを淹れ、Clubhouseの朝会で今日やることを報告してから仕事。珍しいことにエッセイの依頼があったので800字の原稿を書く。

来月発売の『マザー・マーダー』の作品紹介として載せてもらうエッセイで、書き出しだけは決めていたのだが、そのあとも割と悩まずに書けて1時間ほどで書き上がってしまった。頼まれてエッセイを書くのはこれが2回目だが、こういう文章を書くのは意外と得意なのかもしれない。ただ小説と違って、面白いものが書けているのかいまいち自信がない。

書き終えてスーパーに買い物に出る。広告品のPOPのついた牛すね肉、それでも結構高いと思ったのだがよく見ると30%引きのシールの付いているものがあり、購入を決めた。ちょうどさっきのエッセイで「カレーやシチューを作る時に具を入れすぎて毎回鍋からあふれる」ということを書いていて(そこからどうやって新刊案内の流れに持っていったかはぜひ12月掲載のエッセイを読んでみてください)、シチューが食べたいと思っていたのだ。

帰宅して牛すね肉の表面をフライパンで焼いて水と赤ワインで煮込み始めてから昼食にインスタントラーメンを作って食べる。食後は『マザー・マーダー』のプルーフを作ってもらったのでその告知をしたあと、書き下ろし長編の改稿をする。

心理描写を丁寧にする作業が続き、動きがないので息が詰まる。息抜きに野菜を切ったり炒めたりしつつ、改稿と夕飯の支度を並行して進めていく。改稿は枚数的にはあまり進まなかったが、美味しいビーフシチューが完成した。

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夕食後、ミステリーを読もうと思ったのだが頭が疲れていて受け付けず、諦めてホラーに切り替えた。ホラーアンソロジー『宿で死ぬ』と怪談本を読み23時就寝。

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