やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

従弟の結婚式と長女の誕生日と

従弟の結婚式に出席するため、昨日の夕方に八戸に着き、ホテルに宿泊していた。
6時に目を覚まし、横浜の家族のグループLINEに長女への誕生日おめでとうのメッセージを送って、きちんと朝起きられたか確認する。全員ちゃんと起きていたので二度寝し、7時頃に起きて同室の妹の加藤山羊と朝食バイキングへ。スクランブルエッグやウインナーやサラダ、八戸名物のせんべい汁をいただく。

そのあとは部屋に戻ってシャワーを浴びてから美容室へ。まずは髪をセットしてもらったのだが、大体の希望だけ伝えて美容師さんにお任せしたところ、昭和のスナックのママのような迫力のあるヘアスタイルに仕上がった。

それから着付け室であらかじめ送っておいた母の着物(先月細谷正充賞の授賞式で着たもの)を着付けしてもらい、集合場所のロビーへ。親類達とマイクロバスで結婚式の行われるチャペルに移動する。

新郎新婦の晴れやかな姿やバイオリンの生演奏や讃美歌などに感動し、式を終えてリムジンで去っていく新郎新婦を見送った。そしてまたバスでホテルへと戻り、披露宴で美味しい料理とお酒をいただきつつ、二人の出会いから結婚までの軌跡をまとめた動画や職場の人やご友人のスピーチ、余興などを楽しむ。
新郎である従弟は中学から大学まで柔道をしていたのだが、大学の柔道部の後輩達がやってくれたビリーズブートキャンプの動画に新婚生活の秘訣をアテレコしてひたすらみんなでトレーニングする余興が面白かった。

16時半頃に披露宴が終わり、会場を出る。そこから急いで着付け室に戻って着物を脱いで段ボール箱に詰め、ホテルから横浜に発送する。そして新郎や親類や両親に挨拶して慌ただしくタクシーで八戸駅へ向かった。20分ほどの道のりで、タクシーの運転手さんから相撲の話(やたらと地元の力士や少年相撲に詳しい人だった)を聞きつつ、ヘアセットしてもらった髪を普通の髪型に結い直す。

駅で妹の加藤山羊と合流し、同じ新幹線で帰る。仙台で加藤山羊が降りたあとは黒史郎先生の『川崎怪談』を読んでいた。

「メカリバアサン」の怪談、自分は横浜出身のママ友に教えてもらい、「メカリババ」と呼ばれていたと記憶していた。あまりに怖かったので原作をした『怪談ルゥプ』の第1話に登場させたのだ。ちなみに『怪談ルゥプ』の怪談はこの1話目だけ実在の怪談をモチーフにしたが、それ以降は全て自分の完全創作だった。

東京駅に21時過ぎに着き、疲れていたので新幹線で新横浜まで。最寄駅に着いたのは22時頃だった。
帰宅してまだ起きていた長女に誕生日プレゼント(リクエストされた『変な絵』と漫画『宝石の国』の全巻セット)を渡したあと、誕生日のご馳走のマグロの中トロなどをつまみに軽くビールを飲んで0時半就寝。

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