やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

新連載のお知らせ

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本日発売の月刊ミステリーボニータ12月号に告知が載りました。

12/6(木)発売の1月号より、漫画:加藤山羊×原作:矢樹純の新連載『傀儡の檻 インダクションゲーム』がスタートします。
ある特徴的な習性を持つ蜂をモチーフとしたサイコホラーで、主人公のメガネ男子が頭のおかしい人にとことん追い詰められます。
子供の頃から読んでいた大好きな雑誌で連載させていただけて、本当に光栄です。ボニータ読者の皆さまに怖がってもらえるように精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします。

ハロウィンパーティー2018

仮装もパーティーも好きではないのだが、「ハロウィンの飾りつけをするのが好き」という理由だけで、毎年ハロウィンパーティーをしている。

朝からリビングを片づけて掃除機をかけ、それからハロウィンパーティー用に部屋を飾りつけする。

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次女が幼稚園児だった頃に画用紙を切り抜いて作った飾りを今も使っている。ハロウィンのかぼちゃやコウモリやおばけが、とにかく可愛くて好きだ。

午後は床の雑巾がけをして、お菓子や紙コップを準備して待つ。15時過ぎ、学校の終わった次女と次女の友達4人が集まって、ハロウィンパーティーが始まる。

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吊り下げたお菓子を手を使わずに口で取るゲームをして、ゲットしたお菓子を食べて、そのあと、『ワードバスケット』というしりとりカードゲームや、『タンバ』というバランスゲームをして遊んでいた。

17時、暗くなったのでお開きに。友達を見送ったあと、ハロウィンメニューとして、かぼちゃのサラダ(マッシュしたかぼちゃにクリームチーズとレーズンとレモン汁とヨーグルトを加えた。白ワインに合う)を作る。

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そして子供達にハロウィンのデザートを作らせる。

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市販のカップケーキにホイップ済みのクリームとマシュマロ(デコペンでおばけの顔を描いた)を飾るだけの簡単なものだが、3人で楽しそうに作っていた。

夕飯は、子供達はハヤシライスとかぼちゃサラダ、大人はビールとフライドチキン、ローストビーフなどの買っておいた惣菜とかぼちゃサラダで晩酌をする。

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子供達が作ったデザートに加えてシャトレーゼで買ったハロウィン限定のケーキを食べて、ワインを飲んで、いい気分で寝た。

近況報告と、このブログのこと

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花壇の彼岸花が今年も咲きました。
まずは近況報告から。
『バカレイドッグス』の連載終了が決まってから、次の連載を始めるべく営業をしたり、また連載終了を知った編集さんから、「次はうちでどうですか?」と誘っていただいたりして、徐々に次の仕事が決まってきました。
今のところ、確定しているのは12月からの月刊連載が1本。それと、ほぼ決まっているのが来年以降に隔週連載1本。さらに企画が通れば隔週連載がもう1本。そして小説の方でも動いている企画があります。かつてない仕事量で、大変ありがたいです。
そういう慌ただしい状況が良い方に作用したのか、この秋には大分体調が良くなりました。もう通院もしていません。家事も育児も仕事も、疲れたら休みつつ、頑張れています。
また、ブログではお知らせしていなかったのですが、6月から《やぎのおたより》というメールマガジンを始めました。
こちらでは、公式ブログには書きにくい込み入った話や、仕事の裏話などを書かせてもらっています。最初は週に1回のペースで、「今回はこれについて語りたい」と思ったことを書いていたのですが、ここ数週間は長い文章を書く時間が取れず、一週間のできごとを日記形式で書くパターンに落ち着きつつあります。
日記形式ではありますが、ブログには書けない話を色々書いているので、ご興味のある方はぜひ読者登録をしてみてください。バックナンバーもすべて読むことができます。ただし、「ここで読んだ話を内緒にできる方」、「自分の両親や夫の両親じゃない方」に限ります。
《やぎのおたより》登録フォーム→https://form.os7.biz/f/44a429e7/
次に、このブログの運営についてです。
昨年くらいから、仕事や家庭のことが忙しいのと、体調を悪くしたことが原因で、ブログの更新頻度が落ちていました。特にここ何か月かは、告知以外ではほとんど更新することがありませんでした。
ですが最近、体調も回復し、さらに新しい仕事も始まりそうなので、そろそろブログの方も再開したいと考えていました。そのタイミングではてなブログに移行することになり、移行の作業をしたり、苦労してブログのデザインを整えたりしたことで、「ここまでしたんだから、ブログを活用しなきゃ損」と強く思いました(貧乏根性)
現在、時間的にはあまり余裕はありませんが、メールマガジンを日記形式にしているため、それを手直しして転載するなど工夫をすれば、告知以外の日常のことなども書けそうです。
ですので、今後はこれまでより頻度を上げて、週1回以上の更新を目指していこうと思います。読者の皆さま、どうかよろしくお付き合いください。

『バカレイドッグス』電子版1巻無料(11/4まで)

Amazon楽天KoboYahoo!ブックストアなど各ストアで『バカレイドッグス』電子版1巻がまるごと無料になっております。期間は11/4(日)までです。

 

バカレイドッグス(1) (ヤングマガジンコミックス)

バカレイドッグス(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

未読の方、まとめて読み返したい方、ぜひこの機会に無料でゲットしていただければと思います。
※おかげさまで10/28の時点でAmazon青年漫画無料ランキングで『バカレイドッグス』が2位となっております。皆さまありがとうございます!

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はてなブログに移行しました

10年以上、はてなダイアリーでブログを運営してきましたが、はてなダイアリーがサービス終了となるため、こちらのブログをはてなブログに移転することになりました。

デザインやアドレスが変わりますが、以前の記事やコメントは読むことができます。はてなダイアリーの記事へのリンクも、自動的にはてなブログの記事の方に飛べるようになっているので、特に修正する必要はありません。

まだ、はてなブログを使いこなせていないので、記事の書き方やデザインの変え方を学びながら慣れていこうと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

浜松日帰り旅

朝6時に家を出て、家族で静岡に向かう。
3連休で、この日だけ中1長女の柔道部の稽古が休みだったので、遊びに行くことにした。

浜松の竜南緑地公園に9時半に到着。

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探偵ナイトスクープ』で知った、回転遊具がたくさんあって遊ぶと具合が悪くなる公園で、最後に行ったのはブログによると5年前だった。

http://mail.omc9.com/l/02gWc4/dMxrFgJk/

5年ぶりに具合が悪くなるまで遊び、自分は木陰で『古書店アゼリアの死体』を読んで休憩。子供達と夫は時々休みながらも、果敢に回転していた。娘達は地元の小5の女の子と仲良くなり、ずっと一緒に遊んでいた。

11時、公園を出て、ずっと行きたかったハンバーグ屋『さわやか』へ。

http://mail.omc9.com/l/02gWc4/yHsQ3KQO/

夫と子供達は250gのげんこつハンバーグ、自分は200gのおにぎりハンバーグを食べた。

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肉汁いっぱいのふんわりしたハンバーグで、とにかく肉が美味しかった。

そのあとは『うなぎパイ工場』へ。
うなぎパイが焼き上がり包装箱詰めされていく様子を見学したあと、子供達を5年前と同じように巨大うなぎパイと並ばせて記念写真を撮る。

帰りは渋滞があったため、19時半に家に着いた。浜松のスーパーで買った餃子と黒はんぺんを夕飯に食べて、子供が寝たあとは録画してあったドラマ『破獄』を観る。山田孝之が脱獄王を演じているのだが、ドラマとは思えない迫力だった。
ゴールデンカムイ』の白石のモデルになった人だと思うが、白石に比べると相当可愛くない(というか怖い)ので、看守が気の毒になった。

『バカレイドッグス』1~3巻重版決定

『バカレイドッグス』1~3巻に重版がかかったと担当さんから連絡がありました。

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打ち切りになった作品が重版されるのは、かなり珍しいことで、ドラマ化などの理由がなければ(『あいの結婚相談所』はそのパターンでした)ありえません。

今回は、連載終了後も電子での売上が好調だったため、とのことです。

読んでくださった皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました!

『バカレイドッグス』第3巻発売記念16冊限定2巻プレゼント

先日、ヤングマガジンで連載していた闇医者漫画『バカレイドッグス』の最終巻である第3巻が発売となりました。
ですが、発売の時点で『バカレイドッグス』の紙の2巻は、ほぼすべてのオンラインストアにおいて在庫切れしていました。
実は2巻の在庫切れについては、以前から担当さんを通じて、どうにかできないか、何度も相談してきました。しかし、販売の方が動いてくれることはありませんでした。
自分は昔、総合スーパーのインテリア売場で働いていたのですが、メーカーさんにこのような対応をされたら、「売る気がないんだろうな」と思います。実際、売る気がないのでしょう。講談社の販売の人は、「利益にならず、損をする可能性が高いのなら、打ち切りになるような作品の数少ない読者には、単行本が届かなくても良い」と考えているようです。それは会社員として正しい判断なのだと思います。
しかし作者にとっては、打ち切りになるような作品を買ってくれる数少ない読者さんは、とても大切です。利益にならず、多少自分が損をしてもいいから、紙の単行本を手に入れて欲しいと思います。
何より、第3巻の最初の《シリアルキラー編》のエピソードは、第2巻からの続きなので、2巻がないのに3巻を買ってもらうということ自体、あってはならない状況です。
そういうわけで、自分の手元には出版社から見本としてもらった『バカレイドッグス』2巻の新品が、16冊あります。ですので「『バカレイドッグス』の2巻を紙で読みたいけど手に入らない」という方は、紙の単行本の3巻を買った、または注文した証拠画像をTwitterで自分のアカウント《@yagi_jun》宛てにリプライしてください。
先着16名の方に、こちらの3巻をプレゼントします。自分も無料でもらったので、無料で差し上げます。送料もスマートレターで送れば安いので無料です。ご希望の方にはサイン入りで送らせていただきます。ただし、DMで矢樹純に住所と氏名を知らせてくださる方に限ります(個人情報は発送後すぐ破棄します)。
この企画、2巻発売の時にも1巻が品切れ状態だったので、担当さんに断りもなく、同じことをやりました。
http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20180507/p1
その後、特に叱られることはなかったので(多分気づかれてない)、今回も大丈夫だと思います。皆さまのご応募、お待ちしております。

『バカレイドッグス』第3巻発売

本日、ヤングマガジンで連載していた『バカレイドッグス』の最終巻となる、第3巻が発売されました。

バカレイドッグス(3) (ヤンマガKCスペシャル)

バカレイドッグス(3) (ヤンマガKCスペシャル)

2巻のシリアルキラー編》の完結編と、怪しい新興宗教の総本山のある雪深い村を舞台に、辰次と亥三が恩師を助けるために奔走する《那杭村編》、そして犬童兄弟の母の自殺未遂の真相を巡り、香港マフィアの抗争に巻き込まれていく最終エピソード、《母の秘密編》が収録されています。
また、最終巻ということで、漫画の青木優先生、構成の津覇圭一先生、原作の矢樹純の、3人のあとがきのページもあります。青木先生と津覇先生のメッセージ、自分も同じ思いです。
辰次と亥三と鈴、そして甲斐、寅太、澪達の物語は、終わることなく、続いています。強く、鮮烈な彼ら、彼女達は、裏路地で《仕事》をし、生きていきます。
この作品を生み出せたことに感謝しています。そして少しでも多くの方に、この作品が届くように祈っております。

TELLERで連載を始めました

このたび、チャット小説アプリ《TELLER》で、ホラー小説の連載をさせていただくことになりました。

最初のエピソードは「べらの社」です。本日、第1話が配信されました。
チャット小説を書くのは初めてでしたが、セリフだけでお話を進めるのは漫画原作のシナリオを書くのに近く、楽しく書かせていただきました。
「べらの社」は短編小説の形で一度公開されているので、読んだことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、これがチャット小説になるとどうなるのか、ぜひ読んでみていただきたいです。もちろん読んだことのない方には、新鮮に怖がっていただけると思います。
読むためには《TELLER》のアプリのダウンロードが必要ですが、自分の作品以外にも怖くてさくっと読める作品がたくさん配信されていて(恋愛小説もあります)、しかもすべて無料ですので、ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。
※アプリはこちらからダウンロードできます→https://tllr.me/
「べらの社」は全5話で、毎週木曜日と月曜日に配信されます。それ以降も夏に向けて、新作のチャットホラー小説を書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。