やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

経過報告

夏頃にブログで報告したこの件http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20100701について、その後のことを書いておく。
自分は割りと真面目な性格なので医師から処方された薬をきちんと飲み、通院を続けていたのだが、親が精神を病んだからと言って幼児が気を遣って兄妹喧嘩をしなくなったり言うことを聞くようになったり部屋を散らかさなくなる訳でも無く、またいち早くうつを発症したほど忙しい牛人間が急に早く帰ってきて育児を手伝ってくれるようになるはずもない。そして仕事の方も、第一線で仕事をしている作家さんほどではないがそれなりにキツイことがあって(『女囚霊』の出版や重版など嬉しいこともあったが)、症状の方は良くなったり悪くなったり別の嫌な症状が出始めたりと、グダグダした状態が続いていた。
しかし、月に1〜2回通院してその都度薬を変えたり量を増やしたりと調整していった結果、ここ2カ月ほど同じ薬を飲み続けることで“何もやる気になれない”とか“やたらイライラする”とか“物凄く気分が落ち込む”といった症状が、病気という程ではないレベルまで抑えられている。で、今日の診察の結果、「そろそろ薬の量を減らして行きましょう」と医師から減薬の指示が出た。
こういうのは徐々に量を減らしていくものなのでまだ時間は掛かりそうだが、順調に行けば春くらいには薬を飲む必要が無くなり、通院しなくてもいいようになる、とのことである。このことでは家族や友人など各方面にご心配をお掛けしましたが、おかげさまで少しずつ快方に向かい始めたみたいですので、今後順調に薬を減らしていけるように無理をせず、なるべくストレスを溜めないように工夫して生活して行こうと思います。まあ子供達が喧嘩ばかりして部屋を散らかすのは変わらないし、仕事の方も「やったらやっただけ成果が上がる」という種類のものではないので、なかなかストレスから解放されるのは難しいとは思うのですが(←ネガティブ思考も相変わらずです)